あけましておめでとうございます。1年の中川豪です。

私は、昨年のシーズンが終わった最後の日に、約1年間お世話になったコーチと喋る機会がありました。たまたまビブスがなくて探していて最後までグランドにいて、片付けもついでに終わらせようと思った時、ちょうどコーチが帰ろうとした時でその場にいたので喋ることができました。本当に約1年間お世話になって、歳が近いこともありすごく接しやすく、また調子が良い時も悪い時も会話が常にできていたことに感謝したいと思います。

私はコーチみたいな人間性を持った人になりたいなと思いました。誰よりも情熱を持って練習を教えていたし、サッカーに対して常に真摯に向き合い本気でした。練習後のミーティングでは毎回、あぁこの人の言っていることすごいな、と思わせられたし、試合でどこかの会場に行く時はいつもだいたい1番に着いていました。その会場に行く電車で見かけると必ず本を読んでいたし、たまにミーティングで海外の試合のこのシーン観た？と言っている時は、サッカーの試合もフルタイムで観て勉強しているんだと思いました。常に1分1秒を無駄にせず、時間を上手く使って生活を送っていることが本当に凄いことだと感じました。

私はサッカー以外の部分も様々なことを教えてもらいました。私のいるカテゴリーは1時間しか練習がなく、何度もこの1時間以外の23時間の使い方が大事だよと言われました。だから、どれだけ生産性のある24時間を使えるか、というのも考え始めたし、本をたくさん読み始めたのもコーチのおかげだと思っています。たくさんの人生のヒントを教えてくれたコーチには本当に感謝しています。

絶対にプロサッカー選手になった姿を見せようと思います。昨シーズンの約1年間という短い中での濃い時間を無駄にせず、結果として表せられるように努力していきます。