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部員ブログ

2022.04.05
北川貴大
過程から学ぶ

平素よりお世話になっております。
4年の北川貴大です。

今回は約10ヶ月の就職活動で体感したことについてお話しさせていただきます。

2021年6月、「就活とは?」そんな漠然とした状態から私の就職活動が始まりました。これまでサッカーを優先し、進路を選択してきた私にとって就職活動は初めてサッカーから離れた選択をする機会でもあったため、どこか新鮮でその新鮮さを楽しんでいる自分が居ました。そんな就職活動を通じて学んだことが大きく分けて2つあります。

1つ目が個人で成果を出す上で大事な事。
そして、2つ目が組織の在り方についてです。

まず、1つ目の個人で成果を出す上で大事な事は、いかに「合理的な努力を実現できるか」というところです。就職活動は限られた時間の中でいかに成果を最大化できるかというところが鍵になります。限られた時間で成果を最大化するには合理的な努力を追求するしかありません。合理的は努力を実現する上で大事なのは努力の方向性です。サッカーに置き換えて考えてみると、長い時間自主練習をしていても自身の課題や何を意識して取り組むかなどの努力の方向性を意識せずにやっていては成長速度が遅いため、その部分をいかに突き詰めて意識できるかが大事いう事です。前提として、量をこなす事は当たり前ですが、努力の方向性を自身を客観視することで正確に見定め意識することが何よりも大切であるということを学びました。

2つ目の組織の在り方についてはある本から学びました。就職活動をする中で自身の価値観を磨いたり、言語力を高めたいと考え読書をするようになりました。その中で、株式会社DeNAの創業者である南場智子さんの「不格好経営」という本に出会いました。この本の中で南場さんが組織の良い在り方として、「日頃を切磋琢磨し競い合い、何か目標を達成できたときにその高揚感が組織全体にドライブされる組織」と挙げていました。この組織の在り方に私はとても共感し、同時に体育会サッカー部もこのような組織であるべきだと思いました。日頃は仲間であり、ライバルとして切磋琢磨し、勝利を納めた時はその勝利を組織全体でカテゴリー関係なく喜び合うことができる。また、負けた時には一人一人が当事者意識をもって改善のために日々奮闘する。そんな組織であり続けることが強く良い組織を創る上で大事なことであるとこの本が学ばせてくれました。

体育会と並行して進める就職活動は大変な事も多いですが、このように大きな学びを得る事もできます。就職活動も終盤に差し掛かってきましたが、最後まで自分自身の人生と照らし合わせ、最善の選択をしたいと思います。

拙い文章にはなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
今後とも専修大学体育会サッカー部の応援の程、宜しくお願い致します。

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