みんなが、「あいつは終わった」って言ってるのは知ってる。
それに対して腹なんか立つわけない。言われて当然だからだ。
青森山田という強豪校を卒業し、3年間で培った自信と後悔、
周りには、必ずプロになる、試合に出る、高校の指導者を見返す。
そして最終学年で迎えた今の私の立ち位置は、「Bチーム」。
1年目からトップチーム、2年目には関東リーグにも登録されて、
今年になって、そんな連絡は一件も来ていない。
3年目のシーズンをほぼ怪我人生活で終えようとしていた11月。
この決断をするには、丸々1年間かかった。
この選択が色々な人を裏切るのを知っていたからだ。
だけど、それでも、私は決断をした。どんな事情も関係ない。
Bチーム合流初日。驚くほど暖かくチームに迎えてもらった。
私がチームに来たことで、ポジション争いは生まれてしまう。
それに、自ら移動してきたやつなんて、
だけどそんな態度は微塵も出さずに、仲間に入れてくれた。
私は、Bチームに「落ちた」
トップチームに引けを取らない熱量、技術、迫力。
それを知らない人たちが、あいつは「落ちた」と言うのは勝手だ。
だからBチームを「選んだ」のである。
決断の背景を知ってもらいたいなんて思わないし、
では何をすればいいのか。答えは簡単である。
結果で見せる、ただそれだけ。
「うまく行かない時に、それでも続ける努力を、底力という。」
これは、とあるCMで使われている言葉だ。
どう周りに訴えたって、どんな行動をしたって、
ここに宣言をする。今年のBチームで、このメンバーで、Iリーグ
最後まで読んでいただきありがとうございました。専修大学サッカー部Bチームの活躍にご期待ください。
窪谷亮佑