こんにちは。
今回ブログを担当する矢端です。よろしくお願いします。

先日FCバルセロナ対レアルマドリードの伝統の一戦「エル・クラシコ」が行われていたのですが、ご覧になられたでしょうか。まだ見てないという人がいたらぜひ見ていただきたい一戦です。。今回のブログでは、この試合でＭＶＰに輝いた「セルジロベルト」という選手について書いていきたいと思います。

自分は、割と長い間バルサの試合を見てきているのですが、セルジロベルトの本職ポジションが未だにわかっていません。今シーズンだけでも、サイドバック、アンカー、インサイドハーフ、ウィングなど様々なポジションでプレーしています。とんでもない身体能力を持つ選手でもないし、卓越したボールコントロールの術を持っているわけでもない選手ですが、どんなポジションで出ても、常に平均点以上のプレーを披露してくれる選手です。こんな選手はなかなかいないと思います。なぜこの選手は、こんなことができるのでしょうか。

その秘訣は、「賢さ」にあるといわれています。「賢さ」と一言で言っても難しいのですが、「バルサというチームで、どこにポジションをとり、どんなプレーをしたらチームメートに気持ちよくプレーをしてもらえるか」を頭の中でしっかりと整理し、実行しているのがセルジロベルトという選手だと自分は思います。この力は、下部組織からプロデビュー後バルサ一筋でプレーし、バルサというチームの本質を理解し、チームに必要なプレーはなにかを考え実行し、チームに貢献してきたセルジロベルトだからこそもっているものだと思います。セルジロベルトの本職ポジションは、バルサというチームそのものなのかもしれません。この選手を見ていると、サッカーにおいて「賢さ」がどれほど重要なのかがわかります。自分も特別何かの能力に突出してるような選手ではないのでこういった選手を見習っていきたいです。

この物事の本質を理解し、何が必要で、どういった行動をとればよいのかを頭の中で整理する力は、日常生活でも大いに生かされてくると思います。何かうまくいかないことがあっても、物事の本質を理解していれば、解決策を見出すことができますし、そもそも自分に何が必要かわかっていれば、うまくいかないことも減ってくると思います。物事の本質を見極め、自分に何が必要かを判断し、実行する。言葉でいうのは簡単かもしれませんが、実行するのは非常に難しいことです。自分もセルジロベルトのように、「賢い」人間になれたらよいなと思います。