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2007年03月28日

For 1シーズン  ~そこに1部があるから~

練習が終わって、水を取りにくる選手の顔は汗で輝いている。

リーグ戦開幕を間近にして、選手たちの集中力は1つピークを迎えており、チームとしても個人としても、自身の仕上がりを気にしながらの調整と、トレーニングの積み重ねに余念がない。特に現在Aチームに所属している選手達からは、ひときわ高い集中力といい緊張感がビリビリと伝わってくる。

もちろん練習の合間には互いに意見のやり取りや、高い要求、修正箇所の指摘など、コミョニケーションを合間に挟みながら自分たちの仕上がりを確認している。この姿がなんだか真摯で印象的だ。
 
最近出始めたプレーで、DFラインから中盤もしくは前線に、縦に強いボールを1度当ててそこからの展開を意図したパスのやり取りに関しても、これらのコミュニケーションが選手間のイメージの擦り合わせと共になされている。サイド・チェンジが効果的に行えるようになってきた現在、この縦の動きのバリエーションやパターンをいくつか作っておくことが、チーム全体のバランスと戦術の幅を広げることになるのは間違いない。

実際、専大には速くて正確なフィードを行える選手が何人かいる。これは1部を目指していくうえで、専大の1つの武器になる。
  
4月1日の開幕、そして4月2日の初戦を今か今かと待ち望む選手もいれば、仕上がりまであと1歩という選手もいるだろう。しかし、全ては1シーズンを笑顔で終えるために。遅すぎることはないと思う。もちろん、仕上がり早く、そしてピークはリズミカルに刻んでいけることがベストであるが。


先輩曰く、ヒカル汗は嘘つけないらしい。



2007年03月21日

「変えろ!」サイド・チェンジを要求する声がピッチ上に鳴り響く。

逆サイドに開いてマークはずしフリーになった味方選手の動き、これをいち早く察知して大きな展開を促すこの一言が増えてきたことは、チームとしても一段階上の新たなレベルに移行しつつある軌跡といえる。Off the ボールの動き出しの重要性・強みを、120%引き出し、生かすも殺すのもこの「変えろ。」の一言にかかっているといっても過言ではない。

ボールの出し手と受け手とのダイレクトの関係性とは一味違った、この全体のバランスを考えたアクションが、3人目の動きを連鎖的に引き出す一方で、このたった一言のアクションがなかったばかりに、どんなにいい「Off the ボール」の動きもパッサーの目に留まらないことがある。

尚、サッカーの面白さの1つがここにあると私は思う。
「変えろ。」の一言 を取ってみても選手1人1人の性格や、状況が色濃く表れるからである。「変えろ!」と熱く言う選手もいれば「変えよう。」と努めて冷静に言う選手もいる。言っていることは同じだが、表現方法は実に様々。この表現方法は個々のポジションや試合の状況、チームが目指すサッカーのスタイルなどによって自然と変わってくる要素が大きいので、どちらが良く、どちらがよくないとは一概には言えない。

むしろ、ここで重要なのはこの一言をかけた選手と、かけられたパッサーとの間の信頼関係にあるといえる。ここさえしっかりしていれば、たとえかけられた一言がどんなものであっても(極端すぎるのは論外だが)おのずと望む結果は付いてくるといえる。

何よりボールの出し手にとって1つでも多くのキックコース、パスコース、シュートコースの提示を受けることは、自由の翼を感じとる瞬間に他ならない。

この一瞬を観たいがために、スタジアムを訪れてくれる方がいると嬉しい。

2007年03月01日

OFFにできること ~1ランクUPを目指して~

20070301.jpg  春休みも残すところあと一ヶ月。この一ヶ月でどんな経験を積んだかリーグ開幕後、その差は各チームの実力差となってもろに結果に表れてくるだろう。

今年も一月の練習開始時から早一ヶ月半経ち、Aチーム、Bチーム共に幾つかの練習試合を組んできている。その中で、全体として言えるのは、守備の際のボールの追い込み方・取り所をチームとしてsimpleにかつハッキリしていこうという試みが見られること。

 更に、球際では熱く強く確実なcutを1人1人が体現してきている。これはひとえに専大サッカー部のひとつの特徴である特に熱い(練習試合とはまた一味違った)紅白戦の中で培われている要素が大きい。

 お互いが互いの良い所、弱い所をよく知っているからこそリスペクトし合え、その中で生まれてくる遠慮のないガチンコのぶつかり合いは、球際の1対1の強さを互いに熱く切磋琢磨し伸ばし合ってきている。もちろんこの球際で起こるケガも少なくない。事実つい最近までケガでしばらくピッチを離れていた選手が何人もいる。しかし、その選手が次にピッチに戻ってくる時には、1段階上を目指し帰ってくることを私は知っている。

 それがOFF the ボールの時の献身的な動きとなって表れている。一度ピッチを離れ客観的な目でゲームを見つめた彼らが、今の専大サッカーにOFF theボールに対する意識が希薄なことを発見しているからである。

 今専大サッカー部は変わりつつある。1つはボールに対して、そしてもう1つは誰かをひき付け呼び込もうとする献身的な動きに対してである。
 
 最後に、着実にDF力をつけてきている一方で専大独自のイマジネーション溢れる得点率の高いサッカーは健在で、最近では相手ゴール前での惜しい失敗に対して、

「しゃしゃるな。」ではなく、
「やり切れ。」という期待感を込めた声が多く聞かれるのは嬉しい。