2007年08月31日

前へ向かう意識

 昼と夜の温度差を感じられるようになった。記録的な猛暑が今は嘘のようだ。


 I リーグも残すところ数試合となり、関東リーグ戦後期開幕まであとわずかとなった。この涼しい気候の中で、選手達は一層熱のこもった練習に励んでいる。
 チームが出来上がってくるにつれて、攻撃のかけどころ、ボールの取りどころなど勝負をかけるタイミングがチーム間でも統一され洗練されてきた。
 トップチームを筆頭に、昨年課題として浮き彫りになった、全体でのDFのかけ方に関してはかなりの仕上がりを見せている。
 もちろん、1部の強豪チームの攻撃を仮定するとどれだけの堅守を築けるのか、実際に対峙しないと図れない部分はある。しかし、全体のDF のかけ方や取りどころといったチームのDFの仕方に関しては、練習試合やI リーグの試合の中で確実に意思統一されてきているのがわかる。
 これもひとえに夏季の強化合宿や集中練習の賜物だろう。
 また、練習やミーティングの中で多くの時間をチームDFの仕方に裂いているのも事実だ。昨年味わった悔しさと、この練習を糧に自信を持って一戦一戦勝負している。
 あと何試合あと何分一緒にプレーできるのかわからない。I リーグも残すところ僅かとなった中で感じるところのある選手も多いのではないか。そんな時こそ一戦一戦に重みが出てくる。このチームでやれるのは今だけ。日々言い聞かせ明日へ繋げる。


 1部昇格への道のりは決して平坦ではないだろう。しかし、このチームで目指すものがある以上、全力で向かっていく意識を忘れない。必ず戻るあの舞台へ。
 

2007年08月25日

チーム一丸

 夕方の涼風が肩を撫で、季節の変化を肌で感じる時期が来た。


 I リーグも終盤を迎える。最後の戦いへ向け一戦一戦を大事に、負けたくない、勝ちたい、1つでも上を目指したいという選手達の想いが一致して、ひしひしと伝わってくる。
 関東リーグ戦後期開幕へ向けて、スタッフを初めI リーグで現在活躍している選手達はもちろん応援してくださる方々の関心もますます高まってきているようだ。
 後期開幕が今から楽しみでどきどきしている気持ちと同時に、今か今かと待ちわびている方々は多いのではないだろうか。この夏1つの自信をつけた選手達が、一体これからどんな戦いを見せてくれるのか私も楽しみでならない。
 最近は、チーム間の垣根を越えた意見の交換や、会話をする機会を得ている。それも学生ならではの「夏季休暇」という猶予期間の賜物だろう。合宿明けのAチームやスタッフ、リーグ期間中のI リーグの選手達との間で交わされる会話は新鮮で、今まで煮詰まっていた考えが何かから開放されたかように作用してチーム内のモチベーションが気持ちよく蘇る。
 もちろんチームが1つでないから抱える問題もある。それぞれのチームが抱える課題が必ずしも一致しない以上、グラウンドの使用方法や、やりたい練習も一様にという訳にはいかない。それぞれがそれぞれの工夫と仕方によってトレーニングに臨むことになる。
 しかし、視野が限界を迎えたときに交わされるトップチームの人のアドバイスや、ブロックの異なるI リーグで活躍する選手の言葉を聞くと事態が解決されることがある。


 1つのチームに3つのチームが共存しているからこそ生じる問題はある。しかし、3つのチームが1つの目標に向かって一丸となった時、発揮される力にこそ専大旋風の匂いがする。
 
 

2007年08月17日

主導権

 最高に暑い夏もピークを超え、夕立が地面を濡らし始めた。


 後期リーグ戦、I リーグへ向け夏季合宿、練習試合が行われ、いよいよ夏の練習も活気を帯びてきた。
 暑さの中でも活発な意見の交換を図るのは困難だといえる。その中で交わされる試合中の言葉一つ一つはいつも以上の効力を持っている。
 アップから試合まで、体力を奪う日差しの下で90分間戦い続けるためには、体力のみならず普段以上にチーム内でのコミュニケーションが大事になる。
 相手に見切られ通用しないプレーを何度も繰り返してばかりいてはいくら体力があっても足りない。限られた時間の中から有効なプレーを模索し試みることが不可欠といえる。一度手にした暑さの中での主導権は怖いくらいに絶対で、先制点を取るのはこの意味でますます重要である。
 同様に、一度傾いた流れを引き戻すのはいつも以上に難しい。それだけに手にした主導権を大事に且つ大胆に活用していくのが肝心となる。
 仮に相手に握られた主導権を奪い返すにはいつも以上の根気がいる。簡単にやらせないことが勝利への近道になることを、チームで意識する必要があるのかもしれない。


 天候を言い訳にしない勝利にこそ勝ち点の意義は出てくる。 

2007年08月10日

明日をになう両翼

 関東リーグ戦、後期日程が発表となり、再びチーム一丸となって向かうべき目標への意識が統一された。 


 続く暑さに、選手達は上手く対応している。夏季休暇に入り、一段と練習に打ち込む姿勢にも熱を帯びてきた。2部練習に対外試合にと時間を有効活用すべくメリハリをもってピッチの上を走り回っている。
 この暑さに対する選手達の対応の早さは、普段からの走り込みが寄与してるのだろう。夏バテすることなく走り続ける精神力と体力は確実に養われている。
 しかし、かといって紅白戦、練習試合、公式戦いずれにしろ、炎天下で相手に走り勝つのは容易ではない。特に1対1で互いに競っている場合は難しい。
 こんな時、ボランチの何気ない気配りの効いたロングボールは大きな意味を持つ。右だけでなく左を左だけでなく右も使うバランスの取れた配給がチーム全体のリズムと、90分通して戦った時に出てくる体力の差となって表れてくる。
 この暑い夏場、体力の差が互いに命取りになっていくことは言うまでもない。
 確かに両サイドに好・不調の波や相性が出てくることはあるだろう。そんな時、下を向かずに打開策を投じるアグレッシブなボランチに寄せる期待は大きい。
 専大にはこのバランス感覚と、正確なキックを併せ持った選手がいる。アグレッシブさに関してはポジションその他、フィールド内外に関わらず、多くの選手・スタッフの持ち合わせているモノなのかもしれない。


 この暑さをチャンスに変え、専大旋風を巻き起こす。

2007年08月03日

ここで勝ちたい

 猛暑と熱帯夜の中でも、来る台風がもたらす突風に身を投じることで、思いもかけない清々しさを感じる時は多々ある。

 
 毎日の練習の中で、照りつける太陽が確実に奪っていく体力を計算に入れても、まだ走れる。もっと走れるようになりたいと考える選手達がいる。対戦相手が強ければ強いほど、追い込まれれば追い込まれるほど燃えてくる選手達の姿は真摯で、熱く素敵だ。
 I リーグの進行と対戦相手を考慮に入れたシステムの変更に伴なって自分達のプレースタイル、やりたいサッカーを見つめ直す機会も増えてきた。
 部内のみならず、学内全体をも盛り上げていけるような専大サッカー部の取り組みを魅せつけていきたい。今年もこの各種リーグ戦に参加している以上目標は高く、その上で地に足を着け前進していきたい。
このような思いを胸に、結果がチームと大学全体を盛り上げていくことになるのは分かっている。
 しかし、結果を常に求められる中で自分達が目指すサッカーを追求していくのは容易ではない。それでも目指すべきモノがある以上そこから目を背ける必然性は無い。
 悔やむべきは結果よりも、やり切れずに相手にやり切られた点に終止していくのではないか。


 他でもない。このチームで、この大学でこいつらと勝ちたいと思い、勝利したからこそ得られる感動はあるはずだ。