2007年10月08日

熱冷めて再び

 夏は過ぎ、秋がやって来る。毎年経験してきたはずのいつもの光景が今年は一段と物寂しい。


 I リーグは全試合の幕を閉じ、関東リーグ戦そしてJr.リーグは本格化してきた。終わってみればあっという間のI リーグだった気もするが積み重ねてきた密度は想像以上に濃かった。ここで培った経験を糧に選手達は新たな舞台でも一層の輝きと活躍を見せていく。
 今年の夏は例年以上に熱かった。試合内容はもちろんのこと気温に至っては各地で観測史上最高気温を連発する猛暑ラッシュとなった。そんな中繰り広げられた全てのゲームの中に選手達の様々な想いが散りばめられている。
 I リーグ最終節では最後の公式戦とばかりに気持ちで戦う選手がいれば、後輩に何かを伝えるべく全力のプレーで体を張る選手もいた。またこのチームで戦う最後の公式戦、先輩の背中から何かを学び取ろうと必死の声援を送る選手、プレーで想いを感じとろうとする選手達、さらには次なる舞台と己を信じて戦う選手達がいた。3ヶ月以上もの間、試合からトレーニングまで共にチームとして戦ってきた存在は貴重と言える。
 公式戦を終え、チーム間の選手の移籍やそれに伴うチーム事情に変化は当然出てくるが、それでも専大チームの一員として戦ってきたことやこれからも専大のチームの一員として活躍していくことに変わりは無い。3ヶ月という長くも短い時間は所属するモノが変われど変わることの無い想いと自信を深めるには十分な時間だった。
 もちろん自分はまだまだ不完全燃焼だと言い切る選手もいるだろう。しかし、夏は終わったばかり。来年の夏にはきっと舞台・チームは変われど、変わらない想いが自分の確かな自信として機能してくれるはずだと盲目的に信じる。またその舞台を用意する責任と可能性がこの大学と在学する学生にはあると思う。


 今年の夏は熱かった。温暖化が叫ばれる今、来年はもっと熱いだろう。その熱さのあとに今秋以上に穏やかな秋を再び迎えたい。
 

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