2007年11月22日
見返す
道を歩けばカサッ、カサッと枯れ葉を踏む音が響く。落ち葉も1年を終え、早くも来季を見据えているのだろうか。
嬉しいことに、専修大学サッカー部は1部昇格を決めた。リーグ優勝を懸けた1節を残して、長いようで短かかった関東リーグ戦も幕を下ろそうとしている。視線を紙面に移せば、サッカー、バレー、野球と各種スポーツの代表戦が取り行われている。中でも男子サッカーU22日本代表の4大会連続となる五輪出場決定は、1面のみならず数面に渡って紹介されており、サッカーに対する関心の高さが伺える。
強豪サウジアラビアを相手に引き分けでの五輪出場決定。これをどう捉えるかは、賛否の分かれるところだろう。勝負に徹して内容を二の次に臨んだこの試合。私は何故かこの試合を気持ちよく観ることができなかった。サッカーの内容、目指すべき結果どうこうではなく、代表戦というものに少しあてられすぎたからだろう。サッカー、バレー、野球と五輪を前に数々の代表戦を観すぎて代表戦という緊迫感を前に、競技そのものの楽しさをいつしか忘れてしまっていた。
本来、五輪はアマチュアの、アマチュアによるアマチュアのための大会だ。勝利を目指すプロ一色に彩られた大会で終わらせてはならない。資本主義という名の銃弾に、打ち抜かれたアマチュアリズムの精神。再び命を吹き込むべく、今いる舞台でしかできないことがある。大学サッカーをする誇りを捨てることはない。あのピッチの上、あの瞬間に大学サッカーでプレイする選手の姿を1人でも多く見てみたい。
- by playerZ
- at 19:59