2008年03月19日

硬さの先へ

 雨が降り、日が射す。雨が降り、再び日が射す。変化の季節がやって来た。


 練習試合、合宿と開幕を睨んだ取り組みは続く。調整などとという生ぬるいことはいってはおれない時期だ。初戦の大切さはもちろん、1年を、納得のいく形で終えるため。今のうちから試合で闘うイメージを膨らませておく必要がある。今日、専大サッカー部、1週間分のスケージュールがメールされてきた。開幕まで、OFFを含めてあと17日。いよいよだ。緊張感を力に代えて、闘い続ける時がきた。
 私の場合は、緊張しすぎると固くなる傾向があった。そこで目にしたある本によれば、緊張の5分前まではリラックス。その後一気に集中することで本来の力を発揮しやすいと書いてあった。しかし、これを試合に当てはめて考えたとき。前提として練習中いかに試合を意識した真剣な取り組みをしてきたかが問われる。その上でのリラックスが初めて効果を生む。私はこの前提を、普段の練習にも生かせないかと考えている。普段から練習に緊張感があれば、どんなにタフな試合でも闘える。克てる。むしろ、タフでない試合、圧勝した試合では物足りなささえ感じるようになる。もっとやれる、まだできることがあるはずだと。


 確かに調整、リラックスは大事だ。しかし、上には上がいる。そしてここに私がいる。現在の自分を見つめること。日々反省そして修正、改善、打開へ。やるべきことばかりだ。20歳を超え、プロでないのに関わらず、サッカーをやれる幸せ。加えてそれでも、観客からお金を取って試合に足を運んでもらえる意味を考えながら。単なる攻撃サッカーが見たいのならばプロの試合を見る。大学サッカーの意義を今、考え直すときだ。メンタル的な強さ硬さ。そこから滲み出る努力の成果。強烈な個性がそこに魅かれるチームの結晶。専大のDF力強化もここに尽きると思う。その上で、持ち前の攻撃力を発揮する術はあるはずだ。
 

2008年03月12日

思い残すところなく

 専大近くの、梅の花が咲いた。ニュースでは、桜の開花予想も出始めた。毎年、この季節は新鮮で、身の引き締まる思いがする。


 先日、駒澤大学との練習試合があった。2本目、3本目、と重ねるうちに駒大サッカーの強さ、怖さがひしひしと伝わって来る試合内容だった。中盤のDFの厳しさに関しては、両大学ともに、まだその力を存分に発揮してはいなかった。リーグ戦ともなれば、中盤の寄せ、ボールの奪い合いは、より激しいものになる。
 一昨年、一部リーグ初戦の洗礼は厳しいものだった。自分たちのパスサッカーを、中盤の激しいチェックで潰され、頼みの綱のサイド攻撃も完封された。とにかくやりたいサッカーをさせてはもらえなかった。1部で戦うということは、きっと、やりたいサッカーをやる・やらないに関わらず、前進し続けることを要求される。特に前半戦は厳しい闘いが予想される。
 それでも、一戦入魂はもちろんのこと、1年を通して専大サッカーを体現していく必要がある。悩む時間はあっても、下を向いている時間はない。ところで、2008年度関東大学サッカーリーグ戦、前期日程が発表された。開幕、初戦、連戦と勝負は続く。切り替えと反省、そして修正と改善。1年を通してどこまでやれるか。これはライバルチームとの闘いであると同時に、自分との闘いでもある。


 やらせてもらえるサッカーは物足りない。やりたいサッカーをして、相手からもいいサッカーするといわれる。そんなチームにしたい。そのチームの一員として、魅了されるよりも、魅了するサッカーがしたいと思う。2008年を締めくくるのは、この舞台(1部)でありたい。


 

2008年03月05日

 吹きつける風の寒さも、春の日差しにはかなわない。それでも、暖かさが増す中、冬の吐息はまだ身にしみる。


 練習試合が組まれ、リーグ戦開幕を見据えた活動も本格化してきた。今季、残留を懸けた戦いは、厳しいものが予想される。
 そんな中、つい先日、テレビでゼロックス スーパーカップを見た。昨年1位の鹿島アントラーズと、16位でJ2降格が決定した、サンフレッチェ広島との一戦。結果はPK戦の末、サンフレッチェ広島の逆転優勝だった。
 タイトルを懸けた戦いで、勝利した広島。スーパーカップでの戦いを見る限り、彼らがJ2降格した理由は見当たらない。彼ら自身、降格争いに加わるまで、J2降格など夢にも思わなかっただろう。それでも現実は訪れた。ライバルとの力の差が出た後、修正にかける時間は足りなかった。
 見えないところで、他大学や、ライバルとの差はできていくものだ。差が目に見えてからでは、修正するのが難しい。相手も更に成長していくからだ。このゼロックスの一戦に、今の専大サッカー部を重ねて見てしまった。今ならまだ修正が効く。目標があるのなら、やるべきことに専心すべきだ。その上で、工夫できるところや意見は、現在の学年・実力問わず採用していくべきではないか。


 火事の警鐘を聞いてからでは遅い。目標を見据えた開始の鐘は、誰が鳴らしてもいい。チャンスと見れば自分から鐘を鳴らす気概、行動を身につけていく必要がある。ランニングの際、歩調をそろえるのは簡単だが、勝負所でペースを変えられない今の自分が好きじゃない。