2008年03月05日

 吹きつける風の寒さも、春の日差しにはかなわない。それでも、暖かさが増す中、冬の吐息はまだ身にしみる。


 練習試合が組まれ、リーグ戦開幕を見据えた活動も本格化してきた。今季、残留を懸けた戦いは、厳しいものが予想される。
 そんな中、つい先日、テレビでゼロックス スーパーカップを見た。昨年1位の鹿島アントラーズと、16位でJ2降格が決定した、サンフレッチェ広島との一戦。結果はPK戦の末、サンフレッチェ広島の逆転優勝だった。
 タイトルを懸けた戦いで、勝利した広島。スーパーカップでの戦いを見る限り、彼らがJ2降格した理由は見当たらない。彼ら自身、降格争いに加わるまで、J2降格など夢にも思わなかっただろう。それでも現実は訪れた。ライバルとの力の差が出た後、修正にかける時間は足りなかった。
 見えないところで、他大学や、ライバルとの差はできていくものだ。差が目に見えてからでは、修正するのが難しい。相手も更に成長していくからだ。このゼロックスの一戦に、今の専大サッカー部を重ねて見てしまった。今ならまだ修正が効く。目標があるのなら、やるべきことに専心すべきだ。その上で、工夫できるところや意見は、現在の学年・実力問わず採用していくべきではないか。


 火事の警鐘を聞いてからでは遅い。目標を見据えた開始の鐘は、誰が鳴らしてもいい。チャンスと見れば自分から鐘を鳴らす気概、行動を身につけていく必要がある。ランニングの際、歩調をそろえるのは簡単だが、勝負所でペースを変えられない今の自分が好きじゃない。

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