2008年04月02日

序章  ~枠~

 桜の花が川を流れる。吹き荒れる風に耐え切れなかったのだろうか。 


小手先のサッカーは通用しない。目指すゴールに費やした努力が、最後はものを言う。リーグ戦を闘うのは難しい。1戦1戦の積み重ねが、大きな差となり表れるからだ。1年を闘う中で、真価を発揮していくチーム、下位に低迷するチームの差だろう。ではこのチームの差は何からくるのだろうか?
 今日、Jr.リーグ初戦が行われた。1-1の引き分けという結果以上に、選手たちには考える材料が出たようだ。先制を許し主導権を握られる中、逆転をするのは難しい。それでも、専大の力をもってすれば不可能ではない。それはプレイヤー自身が一番わかっているはずだ。
 Jr.リーグに限らず、開幕を控えた関東大学リーグ戦では、大学の名前を背負った選手たちがしのぎを削る。そこでは、実力だけじゃ測れない結果が出る。大番狂わせが起きる。大学へのプライド。これをどれだけもてるか。また選手としてのプライドも、もちろん忘れてはいけない。厳しい言い方をすれば、大学へのプライドも含めて、初めて、そのチーム・選手の総合力となる。
 4月からは、専修大学の新CMが放送されるという。もちろん「学びの場」をCMすることには賛否両論あるだろう。しかし、大学に対するプライドを見直す、一つのきっかけにはなるかもしれない。


 大学を、単なる学びの場と捉えるか。それとも人生の貴重な通過点とするか。真価が問われている。
負けているときも、常に高いモチベーションを保つにはどうすればよいか。ヒントがここにあると思う。大学に対するプライドを持ち続けることだ。普段の生活でもできることがある。挨拶や振る舞い、相手を思いやり、尊敬する気持を養うなどなど。とにかく自分の枠だけに収まらないことだ。ゴールという枠が、些細な練習の積み重ねで、いくらでも広がるように。他大学の手本になる、くらいの覚悟が要るかもしれない。
 もちろんチームとしての枠は限られている。しかし、自分の枠を決めてはいけない。ピッチの上が11人であるからこそ、ピッチの外にどれだけチームを想う選手サポーター、スタッフの応援・激励があるか。ここが問われてくる。私も専修大学生の1人として、チームの総合力を高めていきたい。
 
 既存のプライドなどつまらない。たたき上げのプライドで、ピッチの上を魅了したい。

 
 

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