2008年04月16日

勝者の美学 

 色鮮やかな花が咲き誇る。所々に緑も混じり、ますます暖かさを感じる日々だ。


 関東大学リーグ戦は第3節を終えた。早くも1勝1敗1分けを経験した専大。惜しいゲームもあれば、悔しいゲームもある。いずれにしろ専大に限らず各大学ともに、今季の実力や特色同時に課題が見えてきた頃だろう。
 各大学共通する課題に、かたち、選手(レギュラー)の入れ替えへの対応を挙げている。どんな選手、控えが入ってきても自分たちのサッカーを貫くこと。この難しさに頭を悩ませているようだ。「うちは誰がどこで出てきても、持ち味を発揮しますよ。」こう言い切れるチームは強い。なにより勝率への安定感を感じる。
 ディフェンシブなチーム、オフェンシブなチームを比べるとこの違いはよく分かる。野球では、「攻撃はなまもの」という表現が使われるように、安定した勝率を考えた際に有利なのは、ディフェンシブなチームと言える。特に長いリーグ戦を勝ち残るためには、このディフェンス力の重要性は見逃せない。
 現在首位チームとの対戦で、安定した実力を発揮している神奈川大学がいい例だろう。また長年1部残留を決め続けている学芸大学のサッカーもその1例だろうか。ディフェンシブなサッカーは組織的な要素が強い分、誰がどこで出てもある程度マッチしていくし、当然組織にマッチする選手が要求される。


 では専大のサッカーはどうだろうか。もちろん課題としてあがってきたように、オフェンシブなサッカーを生かしながらも、ある程度組織的に守っていく必要性が出てくる。その上で、オフェンシブなサッカーを貫くならば、打開していく力、想像し創造する力がプラスαで求められる。失点を抑え、あと1点をとりにいく強さ・気持ちが各自に求められている。他の誰かが何とかしてくれる。あいつがいない、やらないから・・・そんな甘えは許されない。

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