2008年05月07日

空転

 芝の上の熱さが、真夏を想わせる。


 連日、GWと相まって公式戦や練習試合が続く中、選手達はそれぞれに誓いを持って試合に臨むんだようだ。それでもすぐには出ない結果に悩む日々。1部での1勝は容易くない。
 何よりも、各大学のチーム分析が進む中、巻き返しを図る強豪大学の勢いに分析が追いついていない印象を受ける。サブの選手の活躍が即反映されていく大学1部リーグにあって、今まで日の目を見ずに奮闘していた選手達が芽を出し、次々とトップチームで名を上げている。
 もちろん1人の選手の投入が、チームとしての特色を大きく変えることはそうそうない(専大はその点特殊なチームの一つかもしれないが)。それでも、各大学、交代で入った選手が局面を変える場面が増えてきた。
 そして、チームとして闘う醍醐味がここにあると思う。ベンチ含め1勝を目指す強いチームは、観客が見てシンプルで分かりやすいサッカーをする。出てくる選手も自身の役割を心得ている。何故、自分がベンチで、何故この場面で起用されるのか。言わずと知れた使命感さえ漂わせる。そんな選手がしのぎを削るチームは強い。


 分析には限界がある。見えない力が奥には秘められているものだ。そこが、サッカーの面白さ、楽しさ、また難しさでもある。ただ、難しいサッカーだからこそ、できるだけシンプルに。
 見ていて意図の分かるサッカーをしたい。観に来て下さる方々には、このサッカーの面白さ、奥深さを感じて欲しい。
 いよいよ蒸し暑さが増してきた。足が止まる夏場。専大の巻き返しはこれからか。

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