2008年05月14日

響きある限り

 カサカサッと葉の擦れ合う音が響く。風が吹き、雨が舞う。季節はまた一つ、変わり目を迎える。


 雨が勢いを増す中、リーグ戦は着々と日程を消化している。第8節を終え、前期は残すところあと3節。早くも折り返し地点が見えてきた。残り三節は、前期の課題を克服し、後期へつなげる集大成にしたい。
 パスが繋がらない。相手チームに球を持たされる場面も出てきた中、攻め手を見出す必要がある。我慢しきれずにファウルも飛び出す悪循環。今季は比較的ディフェンシブに戦ってくるチームが多い中、組織的な相手に有効な攻め手は全く無いのだろうか。
 もちろん、DFラインのパス回しから、ポジションチェンジ、そしてサイドが上がり攻撃に掛ける枚数を増やすなど、専大にも工夫は見られる。しかし、流れの中で流動的に攻め手を増やす工夫が欲しい。1点を取るために、ひと手間かけていく必要がある。


 パスコースはある。ただ、それに気づき、シンプルにパスを繋いでいけばいい。8節を終え、チームメイトのリズムを互いに感じ合えるようになってきた。感じることから始ればいい。今、誰が一番リスクを背負っているのか。どこが一番チャンスなのか。今、誰を使えばいいのか。チャンスとリスクの大きさを互いに量れるようになった時、ファウルやカードの数にも変化が出てくる気がする。
 感覚的なパスは魅力的だが、苦心して通したパスも心には響くものだ。ゴールがある以上、言い訳はしない。ピッチ内外問わず、ひと手間かける喜びを、体現していく。
  

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