2008年06月12日
こころ動かすために
イヤホンから流れ込む音楽。降り続く雨音が雑音と喧騒を打ち消していく。耳に残るのは歌声と心地良い雨音。
総理大臣杯関東予選を前に、選手たちは新たな試みをしている。自分たちのサッカーにアクセントを付けようとしているのだ。普段は限られた人数の召集しかかけられない公式戦。連戦が続けば選手を実戦で試すチャンスが少なくなる。総理大臣杯前のこの時期から、建て直しの意味も込め、新しいチームの可能性を探ることは意味がある。
チームとしての変化を望むのは選手自身も一緒。それは、最近トップチームの選手を中心に更新されている「部活ブログ」の内容からも見て取れる。精神面や、考えることをテーマに掲げる選手が増えてきた。考えることから、行動に伴う責任や誇りを持つことの意味を感じとる選手もいる。 この雨季は、新しい自分と向き合うチャンス。
もちろん、どんなに素晴らしい考えや精神も、実践して初めて意味が出る。サッカー選手である以上、見られている・いないに関わらず、有言実行が望まれる。書いたこと、言ったことには責任をもつことが求められるから。そして、責任感が出てくると失敗を恐れるようになる。臆病な私がこのZ日記を書き始めた時感じた責任感は恐怖に似たものがあった。書いた以上チームとして個人として、結果を求めるもう一人の誰かが練習中もOFFの日も評価を下している気がしたから。
それでも書くことに可能性を感じた。次第に厳しいことも書けるようになってくる。チームに対しても、自分に対しても。もちろん、背負う責任感の重さはその分増す。けれど、自問自答し応えていく喜びを感じられるようになった。
勇気あるサッカーがしたい。失敗を恐れ、でも前に向かうサッカーをしたい。怖いのは失敗そのものではなく、失敗した自分を認めて謝罪の意を表すこと。そしてその自分を乗り越えていくこと。私は困難を乗り越えていくことに感動する。雨季をチャンスにミスを恐れるサッカーから、至らない自分と向き合うサッカーをしていく。
- by playerZ
- at 16:22