こんにちは!2年の飯田貴敬です。
みなさんは『一心 岩をも通す』という言葉を知っていますか?
昔、中国にある将軍がいました。
その将軍のお母さんは虎に殺されてしまいました。
その日から将軍は母を殺した虎を殺して仇をとろうと必死に弓矢を射る練習をしました。
そして、いよいよ母の仇を討つべきチャンスがきました。
目の前を虎が歩いているのです。
将軍は今しかないと思い、矢に魂を込めて射ったところ、虎に命中したのです。
これで、母の仇がとれたと思い、虎に近づいてみると
それは虎ではなく大きな石だったのです。
石に矢が刺さっていたのです。
将軍は驚きました。
自分の技術が優れているのか、それとも石が柔らかいのかと疑問に思い何度も石にむかって矢を射るのですが刺さることはなかったのです。
将軍は母の仇をとろうと思う念力が石に矢が刺さった理由だと考えました。
これが、「一心 岩をも通す」という言葉の由来です。
何事においても、一心を込めて行なえば必ず成功する、ということです。
たとえどんな困難があっても石を貫いてしまうほどの強い信念があれば乗り越えられるのではないかと思います。
困難、苦難、災難が無い人生を無い難と書いて無難といいます。無難な人生なんてないと思います。
逆に、難が有ると書いて有難いとなります。困難や苦難、災難はありがたいことなのです。
夢にむかう途中には困難や苦難がたくさんあります。そんなときに、愚痴を吐いてしまうこともあると思います。
吐くという漢字は+ − と書きます。
プラスなことマイナスな事も吐いて良いと思います。しかし吐くという漢字から、−(マイナス)をとると叶うという漢字になります。
夢を叶えるためにマイナスな発言を減らすこと、ポジティブな発言をすることによって何か変わるのではないでしょうか。ポジティブな考えを持つことが夢を叶えるとても重要なものの1つだと僕は考えます。