2015.09.05
飯田貴敬
こだわり
自分が今までサッカーをしてきた中でずっと大切にしてきたこだわりがある。それは「自分の魅力を最大限に出す」ということである。今までチームとして試合に勝っても自分の思うようなプレーが出来なければ本当に心の底から喜べることはなかった。勝てば優勝といった大事な試合で勝っても同じであった。しかし自分の力を出すということは、勝たなければならない試合になればなるほど負けを恐れ、難しい。そこで自分は試合に負けることを恐れないで自分の魅力を最大限に出そうと考えるようになった。
大学に進学し、専修大サッカー部に入部したとき勝利への強いこだわりを感じた。最初は本当に勝つことが全てなのか?勝てば良いのか?それよりも大切なことがあるのではないか?と自分の中で葛藤があった。しかし、サッカーの世界で生き残っていくためには結果が重要だと痛感させられた。勝たなければ評価されないし、ゴールやアシストといった目に見える結果を残すことの重要性も感じた。自分との葛藤の中で少しずつ「チームのためにプレーし結果を残すんだ」という考えに変わっていった。
また、自分が夢中でサッカーに取り組めるのは恵まれた環境があるからだ。家族、仲間、指導者、応援してくれる方々、全ての人への感謝を返すために結果を残さなければいけない。もう大学生活も一年半しかない。その全てをサッカーに捧げたい。