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2015.09.10
中嶋 優佑
横綱の品格

こんにちは、3年の中嶋優佑です!

今回のブログは、品格について書きたいと思います!
専修大学は関東リーグ4連覇という偉業を成し遂げましたが、それに伴ってチャンピオンの品格が問われます。チャンピオンだから負けてはならない、試合に勝つのはもちろん、礼節を重んじるなど、試合以外の所でも一番ではなくてはいけません。チャンピオンならではの重圧であり、これに負けないメンタルも重要だと思います。
現状、個人としてもチームとしても品格が問われるところです。昇進したいという欲を持ち、がむしゃらに戦うことができているのか、どこのチームよりサッカーが出来ていることに感謝できているか。。
話が少し変わりますが、「横綱の品格」という本があります。この本は、昔の大横綱、双葉山にまつわる話で、この中で印象に残った部分があります。
 『我、いまだ木鶏たりえず』人間、これでいいという段階はない。いつになっても進歩する、常に最善を求める心を忘れてはならない。という所です。
勝って驕らず負けて憂えず、物事に一気一憂しない、つねに明鏡止水の心境のことを教えた言葉です。
双葉山自身のことばで言い換えれば、「その日その日の勝負にベストを尽くそう。するとのちには、自分で自分の相撲を楽しむといった気分で、土俵にのぞむことができる」という心境だといいます。

昭和17年春場所から4連覇、36連勝を記録していますが、強さのほうも、たれも成しえない不滅の足跡を遺しました。どんな相手でも動じない、その裏には練習あるのみなんだと思いやられました。

相撲というのはほんの数秒で終わるスポーツではありますが、この数秒の中には相当な努力があり、この中のチャンピオンである横綱の品格というのは何か考え深いものがあります。
相撲とサッカーは少し違うスポーツかもしれませんが、チャンピオンの品格としては考え方は同じだと思います。
スポーツは結果が全てかもしれませんが、この結果を出すためにも、やはり品格の在り方が重要だと私は思います。
後期リーグも始まりましたが、個人はもちろんチームとして苦しい状況を打開できるように、もう一度品格の部分を考え直してやっていかなければいけません。
まだチームに貢献していない中で、今自分が何をしなければいけないかしっかり考え、これからのリーグ戦へ向けて、真剣に頑張りたいと思います。
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