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部員ブログ

2015.11.13
松井聖也
ありがとう。

こんにちは! 4年の松井聖也です。

4年間というのは早いものです。大学生活を振り返る日がこんなにも早く訪れるとは思ってもみませんでした。今日は、4年間を振り返るいい機会だと思って、思い出や思いを書き綴りたいと思います。

選手として決して大成したとは言えない4年間でした。期待に胸を膨らませて入学したあの時の自分に顔向けできないくらい不甲斐ない結果です。周りに期待してくれていた人はたくさんいたけれど、それに応えることはできませんでした。けがも多く、最後のシーズンもあまりサッカーをすることができず非常に悔しい思いをしました。
しかし、後悔の念は少しもありません。私は、この4年間全力でサッカーに向き合ってきました。16年間のサッカー人生で一番サッカーに生きたと思っています。それはピッチの中でも、ピッチの外でも同じことで、けがをしていなくても、していても同じです。常にサッカーのことを考えていました。結果が出なければ口だけだと思うかもしれませんが、違います。全力を出しきった結果が今の自分であり、そのプロセスは今後の人生の糧となる極めて大切なものであります。

サッカーは16年間ずっと私を見守り、育ててくれました。人間として、男として。今こうして、自分の人生が豊かであると感じるのはきっとサッカーのおかげです。サッカーがなかったらどんな人間になっていたか想像もつきません。サッカーは私にとってそれほどかけがえのない存在です。そのサッカーから離れると思うと非常に寂しい気持ちになりますが、何か人生に迷うことがあれば、私はきっとこの16年間を思い出すでしょう。そうすれば必ずサッカーが答えをくれると思うのです。苦しいときも悲しい時もつらい時も、楽しい時も嬉しい時も、サッカーは常に私の頭の中にいました。これからもずっとそうです。選手ではなくなりますが関係ありません。私はサッカーが大好きです。

私のサッカー人生に携わっていただいたすべての方々に感謝の気持ちを伝えさせていただきたいと思います。名前をあげたらきりがないので控えさせていただきますが、所属していたすべてのチームの監督・コーチ・トレーナーの方々、その環境を取り巻く学校関係者の方々、チームの仲間・後輩・先輩…
本当にありがとうございました。

最後に…心から感謝すべき存在がいます。それは、両親です。私が16年間何一つとして不自由なく全力でサッカーに打ち込めたのは、両親のおかげです。父と母は、私のサッカー人生のために、自分たちのことを犠牲にしてまで、私に多くのものを与えてくれました。私の父と母は偉大です。私に子どもが生まれたら、きっと両親のように、我が子のために生きることのできる親になるでしょう。
選手として大成できなくて申し訳ない気持ちでいっぱいですが、私は人として、男として大きく成長できました。満足にサッカーができ、今の自分があるのは両親のおかげで、どれほど感謝の言葉を並べても伝えきれないくらい感謝しています。これからは社会人となるわけですが、今度は私が両親にたくさん恩返しをする番です。両親がしてくれた恩に恥じぬよう、全力で生きていきたいと思っております。
お父さんお母さん今まで本当にありがとう。

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