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部員ブログ

2016.10.07
田崎遼太郎
海の上のピアニスト

みなさん御機嫌よう、やって参りました田崎です。

今回はとっておきの映画をご紹介したいと思います。それは、海の上のピアニストです。
1998年のイタリア映画で、ゴールデングローブ賞やヨーロッパ映画賞にも選ばれた作品です。
簡単に言うと、第二次世界大戦後に豪華客船で生まれた男の子が生涯船を降りることのなかったピアニストの物語です。いくつか名言をご紹介していきながら、良さを知ってもらおうと思います。

まず最初に、「選択肢がありすぎる人生は怖い」です。
限りないビルやお金、女、そして戦場をすべて海の上からピアノを通して見てしまった主人公の言葉です。
現代の背景に似ていると思います。限りない将来の選択肢、様々な欲望に惑わされる日々。だが彼は迷わなかった。ピアノ、ただ一点を見つめて。これは凄いハマったなと思いました。サッカーを通して社会を見て来た、大人になって来た。様々な欲望に惑わされながらもプロという夢一点を追いかける。
何かをやって来て良かったと思える言葉です。

2つめは、「何かいい物語があって、それを語る相手がいる。それだけで人生は捨てたもんじゃない」です。これはこの映画1番の名言です。
主人公がヴァージニアン号という船に乗っていて、その船がダイナマイトで撃破する話を聞いた親友が彼を見つけ出し、船を降りるよう説得するがある理由で降りなかった時の言葉です。
一生を船の上で終えた彼を見て、それを幸と思うか、不幸と思うかは見る人の見解でしょう。ですが、大事なことは自分の中に幸せの物差しを持っていることなのではないでしょうか。そう感じさせてくれる言葉です。

他にも名言がいっぱいあるのですが、残念ながらここでは書ききれないですね。
ってことで皆さん見ましょう。

他人の評価ではない、自分が納得する生き方をしたい。そう思わせてくれる映画です。

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