2016.11.17
柳 育崇
決意
こんにちは。4年の柳育崇です。
今回が最後のブログということで、これまでの4年間に対して、飾らずに書きたいと思います。
私はこの4年間に満足していません。
その理由として、自分が思い描いていた大学生活とはかなり違ってしまっているからです。
思い返せば、この4年間は挫折の連続でした。
1年の頃は、スポーツ推薦で唯一メンバーに関わることすらできず、2年にはやっと掴んだチャンスを全治3ヶ月の怪我で手放しました。
3年になっても上級生という立場でありながら、何も力になれず、チームも8位という結果に終わり、4年の始めには副将を任されたにも関わらず、下のカテゴリーに属していた事など、チームに迷惑ばかりをかけてきました。
また怪我も多く、いかに自己管理が甘かったのかを痛感しています。
それでも周りの方々の応援や、高校の同期の活躍など、活力となるものに支えられてこれまでやってきたつもりでしたが、結果だけを見れば全然満足できるものではありません。
反対に、この4年間で得たものもありました。
それは「弱さを受け入れる強さ」です。
入学したての私は、プライドが高く、人の意見を聞き入れることができませんでした。
また、辛いことにも目を背け、自分に都合の良い見方をしていました。
しかし、そんな自分が、この大学で多くの挫折を経験し、自分を否定してくださるスタッフや仲間に出会えた事で、初めて弱い自分を受け入れる事ができました。
本当に感謝していますし、だからこそインカレで優勝したいです。
終わりよければすべて良しではありませんが、優勝することで、チームへ初めて恩返しができると思っています。
後輩にもすこし、アドバイスさせてください。
私は、この大学にプロになるという目標を持って入学しました。
正直、高校時代に少し活躍したこともあり、大学では簡単に出られるだろうという気持ちでした。
しかし、いざ入学してみるとスピード、テクニック、フィジカルのどれをとってもレベルが高く、一瞬でそれまでの淡い期待は消えました。
それからは、どうすれば試合に出られるのかを常に模索し、毎日のように筋トレルームに通いました。
しかし、周りのスポーツ推薦で入った選手達が続々と試合に絡んでいくなか、唯一自分だけ試合に出られませんでした。
その後も2年3年と学年だけ上がり、大した心境の変化もないまま、プレーしていましたが、当然良いパフォーマンスはできず、チームの力になることはできませんでした。
なぜ、試合に出られなかったのか、良いパフォーマンスができなかったのか、今思い返すと大きな理由が二つ思い浮かびます。
それは、
・試合に出られない理由を環境や人のせいにしていた
・心の底からチームのために行動していなかった
これ以外にも、多々理由はありますが、特にこの二つは非常に大事だと思います。
今一度みんなが、自分を見つめ直すきっかけになれば幸いです。
まとまらなくて申し訳ありません。
明後日のプレーオフ、インカレ優勝に向けて走り出すためにも絶対勝ちます。
ぜひ熱い応援を宜しくお願い致します!