2017.07.23
赤塚豪也
蝉の一生
こんにちは。3年の赤塚です。
梅雨も終わり、これから夏が始まります。熱中症には十分気をつけましょう。
さて!夏の風物詩の1つと言っても過言ではない「蝉」。彼らの「みーんみんみん」という鳴き声を聞くと「夏が来たな」と感じる人も多いのではないでしょうか。そんな蝉たちは、自分たちの想像をはるかに超えた凄まじい一生を送っているのを知っていましたか?蝉の特徴として皆さんが知っている事と言えばどんな事ですか?きっと長い間土の中にいて、地上に出てきたら1週間しか生きられない」こんな所ではないでしょうか。ちなみに、1週間しか生きられないというのは、飼育が難しいため採ってきたセミが1週間程で死んでしまうことから来ている都市伝説なのです。実際は、地上に出てきて1ヶ月から1ヶ月半程生きます。種類によって大きく時間が異なりますが、蝉は3年〜17年土の中で過ごすことになります。さらに蝉は日没後でないと羽化を始めません。なぜなら、明るいうちに羽化を始めてしまうと、未熟で柔らかい成体はすぐに蟻に食べられてしまうからです。そしてついに、成虫になれたと思ったら、毎日がサバイバル。蝉は天敵の多い昆虫なんです。気持ち良く空を飛んでいると鳥に捕まり、木の樹液を吸っていると蜂に殺され、木の間を通り抜けると蜘蛛の巣に引っかかります。毎日がサバイバルな蝉と僕たちは似ているのではないでしょうか。少ない時間でアピールし、試合に出ようと頑張る姿に重ね合せてしまう自分がいます。蝉と僕たちは似ているのです。蝉のように日々サバイバルな毎日をこれからも頑張りたいと思います。