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部員ブログ

2018.09.27
河上将平
試合に出れなかった1.2年間

僕が去年までの大学2年間で関東リーグに出場したのはたったの3試合だ。そのうち、1試合はフル出場、2試合は途中交代に終わっていた。
僕は、どうしたら試合に出れるのかずっと模索していた。
木曜日の紅白戦、サブ組の方で調子が良く今週あるんじゃないかという期待の中、スタメン組の方に加わる。しかし、なにもできない。周りのレベルが上がると自分は何にも出来なかった。どうしたら試合に出れるのか。どうしたら周りに追いつけるのか、越せるのか。僕はずっと悩み続けた。同期は試合に出ているのに僕は応援席で応援ばかり。
こんな試合に出れない状況なのに僕はミスを周りのせいにする癖があった。周りから見ればあいつは何をやっているんだという感じだろう。その時の僕は自分にベクトルを向けることができず、惨めな自分に気づくことが出来なかった。次第に、人のせいにする自分に監督やコーチから指摘されるようになった。パスミスをして自分では自分のミスだと認めるシーンでも、コーチには「また人のせいか」と言われるのが悔しくて悔しくて仕方がなかった。それから僕はミスをしたらまず周りの人に謝って、自分のミスを認めた上で周りに意見するようになった。
じゃあ次はどうやったら試合に出れるか。どうやったらチームの力になれるのかを考えていると、当たり前の決断に至った。それは、どんな練習でも全力で行うことだ。妥協せずに自分と向き合ってとにかく全力でやる。試合に出れなくても先を見据えて妥協をしない。そうすることで僕は今までなかった自信を持ち試合に少しずつ絡めるようになったし、サッカーがこれより楽しくなった。つまり、何が言いたいかというと自分のミスを周りの人のせいにしているときは自信がないからであり、不満を口にするのは試合に出てない時や上手くいってない時しかないことである。
3年ぶりに出場した総理大臣杯では、ベスト8に終わり、僕個人としても納得のいく内容ではなかった。自分のレベルの低さを痛感した悔しい大会だった。大学に入学してからの2年間で学んだことを、試合に出させていただいている今でも満足せず、継続して行うことがこれからの自分自身の向上、チームの向上に繋がると思う。

後期リーグが開幕して2試合。まだチームには勝ちが無い。次節こそ勝利して逆転優勝を狙いたい。これからも専修大学の応援をよろしくお願いします。

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