『大人を遠巻きにするな』
これは今朝、練習前でのミーティングで高崎さん(タカさん)が言った言葉だ。
なぜタカさんがこのような発言をしたのかというと、
選手はグランドに来た際、タカさんの元に挨拶をしにいきコミュニケーションを取るようにしようと
全員で意識づけしているのだが、挨拶をせずにアップを始めた選手達がいたからである。
もしかしたら、今までの習慣に無いため挨拶するのを忘れていたのかもしれない。
でも、挨拶をしにいって
「何か言われたら嫌だな」
「自分から近づこうとするのは怖いな」
そういう選手も事実いると思う。
『そうやって大人を避けて避けて、遠巻きにしてダメになった人間も見てきている』
そう言われた時、
自分の中でも自然と大人を避けてきた過去が沢山ある事に気づいた。
例えば、
全然良いプレーが出来ず怒られたとき。
怪我をしてピッチにたてなくなると途端になぜか気まずくなったりするとき。
そういった状況になると、
出来る限り指導者の目の見えない所でプレーしようとしたり、
挨拶もせずに済むよういなくなった瞬間を狙ってグランドに出入りをしたりした。
僕だけに限らず、こういった経験をしたことをある選手は多いんじゃないかと思う。
少なくとも、現時点でそうゆう思いをしているであろう選手も見受けられる。
でも、大人を避けたところで何も問題は解決しない。
むしろ
「この問題は解決しない」
と自分で勝手に解決させているだけだ。
こうゆう問題が起きたときだからこそ
「大人と向き合う」べきなのだと思う。
なぜ注意されたのか、
どうすれば良くなるのか、
逆に何が良かったのか、
そこに向き合うきっかけが「挨拶をしにいく」ということなんだと思う。
今後、どのような進路になろうとも来年には必ず社会に出ることになる。
大人ばかりがいる社会に。
その中で大人を遠巻きにしたってやっていけるはずがない。上手くいくはずがない。
向き合うしかないのだ。
このことに今日気づかせてもらった。
ついに大学4年目。
目標に向かいひたむきに努力でき、
チームの為に動くことが出来る仲間達と共に
最高の景色を見たい。
自分も貢献したい。