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部員ブログ

2019.11.10
岡田望
雲外に蒼天あり

こんにちは!

今回ブログを担当させていただきます法学部2年の岡田望です。

 

今シーズンも残すところ約2ヶ月程となりました。そこで、今回はこの場を借りて、今シーズンの自分を振り返りたいと思います。長く拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただけると幸いです。

 

今年の3月、私はA2チームからCチームに降格した。「今年こそは」と意気込んでいただけに、猛烈な焦りと絶望感に苛まれたことを覚えている。その日から、ストレスの溜まる悶々とした日々を過ごした。振り返ると、とても無駄な時間を過ごしてしまったと思う。大学サッカーの4年間は長いようで非常に短い。一日一日、自分と向き合い、自問自答を繰り返し、挑戦し、失敗し、「個」を磨き上げなければ、目標に到達することはできない。

 

何とかこの状況を打破したいと思った私は、自分なりに課題を分析し、その課題の克服に専念した。しかし、一向に元のチームに戻る日は来ない。どのようにすれば、また上を目指す環境に身を置くことができるのか。自分の頭の中では、特定の思考パターン(固定概念のようなもの)が邪魔し、中々レールが敷けない。行き詰まった私は、最後の手段として監督にヒントを求めた。すると、監督から出てきたキーワードは「違い」であった。私が自分なりに分析した課題とは、大きく乖離していた。もっと早く勇気を出してヒントを貰っていたら、無駄な時間を過ごすこともなかったのかもしれない。心の底にケセラセラの気持ちがあり、いつか上がる日が来ると甘んじていた。後悔の念に苛まれると同時にコミュニケーションの重要性を改めて実感した。そして、自分の頭をフル活動して思考し続けた。

 

「違い」とは何か。

 

一ヶ月の修行期間を経て、ようやく元のA2チームに戻った私に、与えられたポジションはWBだった。小学生から前のポジションでしかプレーしたことがなかった私にとって、WBというポジションは未知で、当初は戸惑いを感じていた。しかし、WBでのプレーは新たな発見の連続であった。球際、切り替え、ハードワークなどのベース部分や寄せ切る事、相手のボールの持ち方を観る事など、基本的な部分はどのポジションでも変わることはない。しかし、攻撃時の立ち位置やある特定の局面においての守備の予測やポジショニングなどは、前線のポジションと圧倒的に異なる。WBを担って約3ヶ月。まだまだな部分ばかりだが、伸び代に期待して努力していきたい。

 

今シーズンも残り約2ヶ月程。この2ヶ月を有意義な時間にしてサッカー選手としての価値を上げ、両親に恩返しするために常に自分と向き合い前進していきたい。

 

少し長く拙い文章となりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。専修大学は、現在関東リーグ8位と苦しい状況に置かれています。残り2試合、チーム一丸となって戦いますので、ご声援の程宜しくお願い致します。

 

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