こんにちは

今回ブログを担当させて頂く二年の谷優作です。よろしくお願いします。

突然ではありますが一カ月ほど前にスマホが壊れまして、修理にもっていくまでの一カ月をほぼスマホが使えない状態で過ごしていました。最初のほうはスマホが使えないという状況にも慣れなくて不憫な思いをしていたんですけど、この状況にも次第に慣れてくるとスマホをいじるという考えが自分の頭の中で自然となくなっていて、いままでスマホに当てていた時間を趣味だった読書に割くようになり修理が終わった今もその生活は続いています。

その期間に読んだものの中から一つの作品を紹介したいなと思います。

それは「君は永遠にそいつらより若い」です。特に激しい駆け引きがあるわけでもなく、とんでもない事件に巻き込まれるというような類の話でもありません。大学卒業を控えた学生が友人とぐだぐだと過ごすどこにでもある日常の中で、ふいに「暴力」「ネグレクト」といった社会の闇が顔を出し、それに伴うやりきれない哀しみに直面する物語です。

暗い話はちょっとな…という方でも大丈夫です。この作品は登場人物の性格の説明や感情の説明をしている時などに用いられる言葉が今まで読んできた作品とは少し違っていてそんな表現の仕方もあるのかと思いますし、それにちょっと笑ってしまうようなシーンもあるのでぜひ一度手に取ってほしいなと思います。やっぱり小説は良いな～と思える作品です。

ちなみにこちらの作品は映画化が決まっており、主演を俳優の佐久間由衣さんが演じます。2021年公開予定なので小説はちょっとという方は映画だけでも見てほしいなと思います。

最近は見たかった映画もちらほらと公開日が決まったり公開したりとしていますが、映画館へ行く際はそこのHPを確認しコロナ対策などの案内に従って鑑賞するようにしましょう。

最後まで読んで頂きありがとうございました。