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部員ブログ

2023.12.19
樋口大輝
いつかまた

ついに引退ブログが回ってきてしまいました。

何を書こうかな、何を伝えようかな、どのくらい書けば良いかな、引退ブログって何のためなんだろ。

そんな意味のわからんことを考えてたら当日の朝になってました。

苦手なことは?って聞かれたら文章を書くこと。今後はこう答えようと思います。

4年間を振り返りながら、全部本音で、思ったことをすらすらここに記していく。

文章力も語彙力もない拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 

では本文へ

6歳からサッカーを始めてからずっとうまくいってた。正直あんま苦労したことなかった。

才能があったわけじゃない。

ただひたすらボールを蹴った。

毎日校庭で練習したおかげだ。それなりに努力して来た。

小学生の時は長野県で優勝して、中学では長野県で1人だけ北信越選抜に選ばれて、高校では1年から試合に出させてもらって、初めて受けた大学(専修大学)も練習参加したその日に合格を貰った。

決して自分が上手いと思ったことはないけれど、何だかんだうまくいってた。

運がいいな、いろんな人に恵まれてるなって

大学では1部リーグで活躍して、関東選抜に選ばれてなんてそんな期待をして専修大学にやって来ました。

同じ推薦組にはすごい経歴を持つ奴ばっかりで、ゲキサカに何も載ってないのは俺と大野だけだった。笑(大野ごめん)

いざ蓋を開けてみると、全然通用しなかった。

俺ってこんな下手くそだったんだって痛感させられた。

でもレベルの高い場所に身を置くことで、俺なら誰よりも成長できるって言う謎の自信があった。ただの馬鹿なのかもしれないけど、。

大学で活躍する。プロになる。

その想いで大学サッカーがスタートした。

1年生

足首内果疲労骨折が長引いて9月から4月頃まで離脱した。1ヶ月ほど痛みに耐えながらのプレーも流石に限界を迎えタカさんに離脱する事を伝えた。(後レントゲン撮ったら骨折してた。よくプレーしてた俺)同期にどんどん置いていかれるかもしれないという不安と怪我をした自分に腹が立った。悔しくて、みんなの前で号泣したのを覚えている。どんなに足が痛くても、熱が出ても、頭が痛くても練習だけは絶対に欠かさなかった自分にとって、この期間はとても辛かった。

公式戦は1年間で怪我する前の3試合で合計60分程。

チームは2部に降格した。うんざりだった

2年生

完全復帰したのは4月。

長く離脱していたこともあって1つカテゴリー下のA2からの復帰だった。すぐAに上がりたくて、Aとの紅白戦では普段蹴らないPKを蹴ってアピールしたのを覚えている笑

翌週Aに上がることができ、順調かと思っていた。

そこからひたすらベンチ外だった。

体調不良者や怪我人が続出してプレー出来ている選手が21人の時があった。メンバーに入れるのは20人でやっときたなんて思っていたら俺の名前だけが呼ばれなかった。またベン外かよ。なんて笑って誤魔化してたけどさすがに悔しかった。でもブレなくやり続けてた。そしたら大一番の中央戦でスタメンになった。勝った。スタメンに定着できる勢いだったのにまた怪我をした。肉離れを繰り返し2ヶ月程離脱して最後試合もスタンドでシーズンが終わった。

公式戦は5試合程度で、入学当初1部だったチームは県リーグに降格した。うんざりだった

3年生

ほぼ全ての試合に出ることが出来た。

2年間ほとんど試合に出ることが無かったかららこの1年間は結構充実した気がする。アミノは良いところまでいったけど県リーグには物足りなさを感じた。2部に上がることはできなかったが、3部が出来てそこに昇格するができた。先輩3人が県リーグながらもプロになったおかげで3部で戦うことの不安が一瞬で消えた。

俺も絶対プロになる。この気持ちだけは入学した時からブレてなかった。

4年生

3年時に試合に出てたおかげでスカウトが観にきてくれて、キャンプに呼んでもらうことが出来た。俺にとっての就活。全てをここに捧げるつもりで全力で取り組んだ。

結果

2024シーズンより松本山雅FCへ加入内定

今まで取り組んできたことが報われた瞬間だった。

こっからは順調でしかないと思っていた。

しかし

プロの練習に何度も参加させてもらって、強度や熱量、みんなの方向性に大学とのギャップを物凄く感じた。

そのギャップに大学サッカーでの熱量が、心のどっかで冷めていくのを感じた。それを見抜かれたのかは分からないけれど、大学に戻って来たら試合に出ないといけない立場なのに出る回数が減っていった。正直監督やコーチのやり方に納得できなかった。なんで出れないのか分からくて、腹が立った。でもなんか悔しくなかった。いや悔しくないふりをしていた。

引退が近づくにつれて、やっと引退だ。なんてそんな酷いことも思った。

けど皆んなのおかげで2部昇格へ後一歩のところまで来た時。後輩の目を見た時。自分の情けなさを痛感させられた。

過去の自分を思い出した。

1.2年の降格争いの時、4年生に引退ムードの人がいてムカついたのを覚えている

毎年

来年は昇格してくださいって

元ある場所に戻ってくださいって

無責任なこと言いやがってってうんざりだった。

だからこそ順天堂戦(2部昇格プレーオフ)は誰よりも勝ちたかった。

引退したことに涙が出たんじゃなくて、この1年間何の役にも立てず、チームの力になれなかったこと、後輩にまた同じ思いをさせてしまうことに涙が出た。

情けない、気付くのが遅かった。

本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

本当にごめんなさい。

毎年昇格してくださいはうんざりだ。

来年の専修は強い。良い結果で終わる事を願っています。

プロを目指している後輩や目標がある後輩へ

絶対に諦めるな、そして絶対にブレるな。今上手いとか下手と関係ない。その目標が恥ずかしいとか要らない。どんどん口に出して発信していけ。自分に期待しろ。その気持ちが引き寄せるから。

 

結局なりたいやつがなる

 

無責任な言葉だし、俺しか言わないと思うけど目標を失わずに突き進んで欲しいです。

同期へ

寮生とあと数人は散々僕のことをいじってくれてありがとう。おかげで性格変わりました。君たちが居たおかげで楽しく4年間を送ることが出来ました。ありがとう。

寮外生のある人達は温泉やご飯や飲みに誘ってくれてありがとう。

今後も関わるであろう人達ばかりだから、今後もよろしくお願いします。

最後に

大学4年間を通して、松本山雅FCに戻るこれが今の自分の目標です。

これは4年前に初めて書いたブログの文です。

これからももっと上手く、強くなります。どんどん目標を達成して目標を更新して、上まで登り詰めます。俺ならできる。

4年間多くの方と出会い、支えられてここまで来れました。お世話になりました。

恩返しができるように、これからも頑張ります。

いつかまた皆んなでサッカーしましょう。

ありがとうございました!

樋口大輝

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