今回のブログを担当させていただく、2年の佐藤春斗です。よろしくお願いします。
6月とは思えない暑さが襲い、夏を乗り越えられるかすでに不安でいっぱいです。今までは出来ていたようなことも、だんだんと投げやりになってくる時期でもあります。一つ一つ積み重ねられるよう意識的に取り組んでいきます。今回は頭と体の限界について、感じたことを書いていきたいと思います。
人間の体には生理的限界と、心理的限界というものがあるそうです。前者は、骨や筋肉などの損傷を防ぐためにあります。身を守るために備えられた大切なものです。一方の後者は、自分が限界だと感じ、これ以上は力が出ないと思う状態です。これは生理的限界の60〜70%程度しか力が出せないように制御するものです。
日々成長していくためには、自分の限界を伸ばしていく必要がありますが、前者はすぐにはなかなか伸びていきません。反対に、自分の意識次第で変えられるのが、心理的限界の方です。と同時に、厄介な存在でもあります。それは、楽な方を選んでいると、少しずつこの限界が下がってしまうからです。それはリハビリを通して痛感しました。
関東リーグ第2節の翌日の練習試合で足首に怪我を負い、約7週と想像以上の離脱となってしまいました。掴みかけていたチャンスがすり抜けていく感覚でした。そこから安静期間を経てリハビリに取り組み、6/14の新人戦で公式戦復帰できましたが、体と頭は全く動かず、味方の足を引っ張っているのがよくわかります。練習でもそれは同じで、ずっとキツイ練習をやってきた周りとの差は簡単には埋まりません。悔しいばかりです。
自分がリハビリで出してきた限界は、限界ではなかったのかもしれないと今になって思います。そんな気持ちを忘れずに、少しでも差を埋めて自分のベストを更新できるように、地に足つけて取り組んでいきます。
読んでいただきありがとうございました。チームは20日にアミノバイタル杯3回戦を迎えます。全国に挑戦できる可能性がある数少ないチャンスです。チームと個人の成長のために、この機会を活かせるよう取り組んでいます。応援のほど、よろしくお願いいたします!