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部員ブログ

2025.06.20
宮下烈
審判

今回のブログを担当させていただきます2年の宮下烈です。よろしくお願いいたします。

私は先月のアイリーグにて、公式戦で初めて主審を務めたので、今回はその経験も踏まえてサッカーの審判について書こうと思います。

審判の基本的な役割として主審、副審、そして第4審があり、Jリーグや世界のトップリーグではビデオアシスタントレフェリー、通称VARなどが導入されています。JFAのホームページには審判員とは、競技規則と自身の立場・役割を十分に理解し、「競技と競技規則の精神」に基づき、能力の最大を尽くして判定を行う人とあり、また求められるスキルとして、知識、技術、体力、パーソナリティの4つが挙げられています。特に知識と技術に関しては、大量の知識と確かな技術力を身につける必要があります。また主審ともなると試合をコントロールする立場であり、笛の吹き方、プレーごとの手の挙げ方、ジャッジする上で適切なポジショニング、副審や第4審との連携まで意識する必要があります。審判団が行うことはこの他にもたくさんありますが、これだけの情報でも審判を適切に行うのは難しいということがわかると思います。

実際に私も主審をやってみて、試合をコントロールすることの難しさを実感しました。特にファウルかどうかの場面での判断は難しく、プレーの邪魔にならないかつボールの近くでプレーを見るためのポジショニングには気を使いました。またこういった技術的な面以外にも、毅然とした態度でジャッジをすることも大切だと思いました。本当に関東リーグやましてはプロの試合で審判を担当していらっしゃる方々は素晴らしいと思いました。

しかし世間では、審判の判定や誤審などに対して厳しい声や文句が多く見られます。もちろん審判は難しいから誤審しても仕方ないよね、優しくしようという話ではありません。

ただ私たちプレイヤーひいてはスポーツに関わる人間はもっと審判へのリスペクトを持つ必要があると思います。私たちが試合をできるのはこういった人々の支えあってこそです。その事を決して忘れず、常に感謝の気持ちを持ってプレーすることがいちスポーツマンとしてすべき事だと思います。

引き続き専修大学サッカー部の応援よろしくお願いいたします。

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