とうとう僕にも、引退ブログを書く日がきました。
先輩方の文章を読むたびに、自分にこんなふうに書けるのか不安でした。
同期のブログもそれぞれの想いが綴られていて、言葉の重さを感じました。
どうやって生きてきたらこんなに文章力の差が出るんだろうと不思議に思います。
僕には読む人を感動させる文章を書く力はないけど、僕なりにこの4年間で感じてきたことを正直に書きたいと思います。
やり切った。キツかった。
この感情が1番に出てくる。
4年間を振り返ってキツいこと、辛いこと、うまくいかないことが圧倒的に多かった。
毎朝4時半のアラームから始まり、目が覚めた瞬間から走りのことが頭に浮かぶ。いや寝る前、なんなら普通に過ごしていても、何時間後走ってんなとか考えるくらい走った記憶がある。
なかなか試合にも出られなかった。
1、2年の頃はAチームで練習はしていたけど試合には出られない。それなのにIリーグに登録されていなかったから2年間で公式戦に出たのは、何故かアミノ専用でやるウイングくらいだったと思う。
実力不足を突きつけられる毎日だった。
同期はAチームで試合に出てるのに、俺は使われない。「これでプロになるなんて言えない」と思っていた。
劣等感、焦り、ネガティブな感情が多くあった。大学をやめて違う環境でサッカーすることも考えた。
思い描いていた大学サッカーとは程遠い状況下に失望していた。
それでも、俺はやり続けた。
プロになる。
この想いだけは揺らがなかった。
正直、絶対プロになれる自信なんてどこにもなかった。だから、安全策として就活もした。
サッカー以外の世界は知らないことだらけだったけど、社会の仕組み、働くということの意味、いろんな働き方があるという発見は、素直に良い経験だったと思う。
それでもやっぱり、サッカーを続けたいって気持ちが強くなった。
気づけば、少しずつ状況は変わっていった。
3年の前期。大学に来て初めて、Iリーグを通して毎週末の試合に向けて準備をするサイクルを経験できた。
今までやってこなかったセンターバックで試合経験を積むことでプレーの幅は大きく広がった。自分でも成長を実感できた。
そして迎えた中断明けの関東リーグ。
ついにAチームのリーグ戦デビューを果たした。
やっとスタートラインに立てた気がした。
この日を機に、スタメンで試合に出続けることができた。積み重ねてきたものがやっと少しだけ形になった。
そして、結果的にプロになることができた。
専修大学での関東リーグの試合映像をきっかけに練習参加の機会をいただき、たった2日間ではあったが評価していただき、オファーをもらえた。
僕を見つけ、評価し、声をかけてくださった強化部の森さん、ガイナーレ鳥取には本当に感謝しています。必ずプレーで恩返しします。
さらに4年の後期からは、特別指定選手としてプロの世界で勝負する機会もいただきました。
僕の挑戦を後押ししてくださった東さん、そして専修大学のチームメイト・関係者の方々。本当にありがとうございました。
苦しかった大学生活が俺を強くした。
課題と向き合い続けることは想像以上に苦しく、難しいことだった。それが明確であればあるほど克服できない自分に失望し、逃げたくなった。外に矢印を向けたり、言い訳をしようとすれば楽だった。
それでも、目標や夢の実現のためには前に進むしかなかった。
これから先、もっと大きな壁や課題があると思う。それでも俺はこれまで通り自分を信じて努力し続けたいと思う。
最後に、両親へ
これまで大切に育ててくれてありがとう。
どんな時も1番のサポーターでいてくれた2人のおかげで、ここまで来られました。
これからもプレーしている姿を見せられるように頑張ります。
これからもよろしくお願いします。
まとまりのない文章かもしれませんが、僕の4年間のリアルが少しでも誰かの心に届けば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
専修大学体育会サッカー部
橋本清太郎


