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部員ブログ

2026.02.04
小林亮太
憎悪と衰弱

今回ブログを担当させていただきます。
新4年の小林です。

気が付けば最後のシーズンに突入し、時の流れの速さをひしひしと感じています。
今回もブログ更新を遅らせてしまい、SNS係の1年生から不満が出ているという噂を耳にしました。
本当にごめん。このブログに誓って次回からは期日厳守でいきます。

ここからが本題です。
私自身、この大学でサッカーをするのも残り約10か月。日数にすると300日あるかないかです。
ラスト1シーズンを走り抜けるため、今回は「人間のエネルギー」について書かせていただきます。

突然ですが、このブログを読んでいる皆さんのエネルギー源は何でしょうか。
炭水化物や脂質といった栄養素的な話ではなく、気持ちの面で考えてみてください。
好きなアーティストのライブ、週末の休み、大事な人の笑顔……人それぞれだと思います。

しかし、今回は例に挙げたようなポジティブな感情ではなく、負の性質を持つ感情について触れたいと思います。

「私たちの本性の劣悪な地帯から発するものは、ことごとく力を賦与されている。卑しい部分から出てくるものは、すべて私たちを鼓舞し、激励する。私たちは高潔さや無私無欲よりも、嫉妬や強欲によっていっそう豊富に生産し、いっそう奮闘するのである。」

これはシオランという哲学者の言葉です。
簡単に言い換えると「人間を本気で動かしてきた原動力は、高潔さではなく卑しさのほうだ」ということになると思います。

少し話が変わりますが、スポーツをしている、またはしていた人の中には、「いい子すぎる」と指導者に言われた経験がある人も多いと思います。
私自身も、先日練習終わりに監督からそのようなニュアンスの言葉をいただきました。
もちろんこれは褒め言葉ではなく、スポーツにおいては致命的な性格への指摘です。

先ほどのシオランの言葉をスポーツに当てはめるなら、競争心、嫉妬、強欲、虚栄心、このような感情が勝利へは不可欠なのだと思います。
しかし、無闇に卑しい人間になれというものではなく、勝負の場では意識的にでも「敵」を創り出す必要があるということです。

少し硬い文章になってしまいましたが、サッカー部は今年2部リーグを戦います。
昨年も皆様のサポートのおかげで、無事2部リーグに昇格することができました。
先輩方が遺してくれた舞台で、後輩のために、そしてそれ以上に自分自身のために、良いラストシーズンにしたいです。

自分の中にある卑しい部分を育て、それをエネルギーに変えながら。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
今シーズンも変わらず、体育会サッカー部へのご支援・ご声援のほど、よろしくお願いいたします。

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