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部員ブログ

2019.02.06
小川 匠
ラスト1年

こんにちは!新4年の小川 匠です。
最近はとても寒く、朝晩は特に冷え込んでいますね。
インフルエンザ等も流行っているので、体調管理には充分気を付けて過ごしましょう。

昨日、西村くんがとても熱い思いのこもったブログを書いていたので、読んでいない方は読んでみてください。
普段は気持ちを前面に出す事が少ない彼ですが、
内に秘めた熱いものが見えるものだと感じました。
是非皆さんにもそれを感じていただきたいです。

さて皆さんご存知の方も多いと思われますが、
今年2019シーズンから専修大サッカー部としての体制が変わりました。
15年間チームを指導していただいた岩渕コーチ(渕さん)が退任され、高崎コーチ(高さん)が今年から実質的な指揮を執ってくださいます。
僕達新4年生は入学から3年間渕さんのもとでご指導を受け、退任の話を聞いた時は驚き、寂しさが強かったです。
しかし3年間成長させていただいた事、とても感謝しています。ありがとうございました。
そして今年1年良い結果を残し、渕さんに良い報告が届くよう活動していきます。

体制が変わる事に不安と感じた選手やチャンスと捉えた選手、それぞれいたと思いますが、僕は新たな成長のチャンスと捉える事が出来ました。
実際に、今までと求められる事が違う部分も挑戦し、
自分のものにしていけるような練習を日々送れています。

そんな新シーズンがスタートし、私達新4年生は大学サッカーラスト1年を迎えました。
今年、どんな1年にしたいか。深く考えました。

今年1年をどう過ごしたいか、考えた人も多いのではないでしょうか。

私はこの1年を考えた時に、まずは1年後の姿を想像してみました。
引退を迎え、大学卒業、自分の進路が決まる。
良くも悪くも全てにおいて結果が表れる、そんな1年後が想像出来ました。

今までの21年間こんなにも大切な結果が出る年はあったか。振り返ってみれば僕の人生にはなかった。
中学卒業と同時に、当たり前のように高校に進学しサッカーをする。高校卒業と同時に当たり前のように大学でもサッカーをする。もちろん、レベルの高い所でプロを目指したいと考えて専大サッカー部に入ってきた。
ただ、どこか何となく、成り行きで、そんな思いがあった。

しかし、今年は違う。そういう訳にはいかない。
自分のキャリアの一歩目。大袈裟かもしれないが人生を左右する一歩になるかもしれない。
もちろんまだ若い、どんな事にも挑戦できるチャンスはある。
でもどんな人生にしたいか、どんな人間になりたいか、今真剣に自分と向き合い、何がしたくて何の為に、次の一歩を踏み出すか。
考えないで歩むのは怖さすら感じてしまう。

どんな進路になるかは分からない。
プロサッカー選手としてこのままサッカーを続けることが出来るのか。企業に勤め、新たな道で活動していくのか。求めて掴めるものもあれば、そうでないものもある。

だからこそどんな選択をしても後悔だけはしたくない。その為に今年は全力で突っ走る。
そして今年は全ての結果を得たい。いや、得る。

大学までサッカーを続けさせてくれた両親、僕に携わってくださった全ての方々に本当に感謝している。
親の元を離れて初めて、有り難みを実感する。
支えてくれた人達にプロで活躍する姿を見せたい。恩返ししたい。

そう思う一方、社会に貢献しながら企業に利益をもたらせる人材になりたいととも思う。
個人としても稼げる人間になりたい。

就職活動を含め、3年のこの時期に自分の将来を真剣に考えるようになった。たくさんの人の話を聞き、色々な思いを持つようになった。とても有り難い事だと感じる。

その中で、サッカーを続けるのか、就職をし企業に勤めるのか、どちらかに絞って覚悟を決めた方が良いと話をしてくださった方がいた。
「二兎を追うもの一兎をも得ず」ということわざがある様に、どちらも追っていればどちらかが疎かになるのかもしれない。
ただ、二兎を得る為には二兎を追わなければいけない。難しそうだから、片方しかやらない事も出来る。
でもそれは自分の気持ちに反する事になる。その方が楽だし簡単かもしれない。けど何事にも挑戦できる今、自分の気持ちに正直でいたいと強く思う。

今の僕はキャリアに対して選択肢がいくつもあるようで、実は何も持っていない。

プロの内定を持っている訳でもなく、企業の内定を持っている訳でもない。
両方持った状態で初めて、僕は選ぶ事が出来る。
当たり前のようで、この事を理解できていない人が多い。僕もそうだった。けど気付けたからこそ、両方掴み取る。

この1年両方の選択肢を持つ為に目標から逆算し本気で行動していく。
「人は言い訳をする天才」という林修先生の言葉がある。本当にその通りだと思った。
本心では高い目標があるのに、人は何らかの理由、言い訳を見つけて逃げる。日頃からその積み重ねなのかもしれない。
そうならない為に常に高い目標を持ち、初心を忘れずに行動していく。

サッカーでは、やはり日本一になりたい。
僕は大学に来て、サッカー人生で初めて挫折した。
同期は1.2年から試合に出ていたのに、自分はベンチでサポートしか出来なかった。悔しい思いもあったが、どこか諦めさえ感じていた。
しかし退寮し、ポジションを変え、運もありようやく試合に関われるようになった。
間違いなく同期の姿があったから諦めずにやってこれた。いつもサッカーの事を考えている皆んなが本気で尊敬出来る。
自分もやらなきゃと感じさせられる。

そんな仲間と今年は日本一の景色を見る。
自分達なら絶対に出来る。

長々と書いてしまいましたが、最後まで読んでいただき有難う御座います。今年1年本気で突っ走ります。
冒頭にも書きましたが、西村くんの熱いブログの次という事もあり僕もつい熱くなってしまいました。胡散臭く感じるかもしれません、すいません笑

日頃から専大サッカー部を応援してくださる方々の期待に応えられるよう、今年1年活動していきます。引き続き応援宜しくお願い致します。

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