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部員ブログ

2019.12.28
鶴海翔大
気づけてよかった

こんにちは。1年の鶴海翔大です。

みんなと違うことを書きたかったのですが、どうしても1年の振り返りをしたくなってしまったので今年1年を振り返りたいと思います。

まず、僕の大学サッカーのスタートは一番下のカテゴリーのCチームからでした。

僕は最初に「夏までにはAチームに上がる」という目標を立てました。

しかし、今までに経験したことの無かった、学生コーチに教えてもらうという練習でした。僕は「監督が見てくれないのにどーやってAに上がるんだ?」とずっと思っていました。

でもそんな中で常に全力(のつもり)で練習に取り組みました。

するとチャンスは突然やって来ました。

いきなりA2の新人戦のメンバーに呼ばれたのです。楽しさしかありませんでした。呼ばれた時、本気で喜びました。(心の中で)

そしてその試合の次の日にはAチームの練習試合に呼ばれました。新人戦以上に喜びました。

その後、Aチームに絡むことができ、夏までにAチームに上がるという目標は達成できました。

しかし、Aチームに滞在したのはわずか3週間ほど。公式戦には絡むことがなく、A2へと下がってしまいました。

その後、A2でもほとんど公式戦に絡むことはなく、ただただA2というカテゴリーにいるだけ。という状態でした。

何もかも上手くいかず、とっても悩んだ時期を過ごしました。

もっとサッカーと向き合う、サッカー第一の生活を心がけてきました。

生活リズムを変えてみたり、食事をより気にしたり、自主練方法を変えてみたり、色んなことを試しました。

でも、12月になっても現状は変わりませんでした。そのうえ、12月に入り、腰を怪我してサッカーが出来なくなりました。

このような1年をすごし、今に至ります。

簡単に1年を振り返ってみました。

ここで、この1年を振り返った上で1番自分が思うのは、「自分の1番の目標を忘れていた」です。

1番の目標。それはプロのサッカー選手になることです。

Aチームに上がるとか公式戦に絡むとかそんな近い目標ばかり見ていて、結局目の前のことで精一杯になっていました。大きな目標を意識せずに、もがいていたんだと。目の前の目標はただの通過点。1番の目標を達成するために今何するのかを意識して生活しないとダメだと気づくことが出来ました。

ここで思うのは、むしろA2に落ちて良かったかなと言うことです。恐らくAにいたらこのことには気づく事が出来なかったでしょう。

A2で色んなことを試したこともまた、必ず力になったはずです。今は自分より上手い人が沢山います。頼りになる人が沢山います。

でも3年後、自分が1番で、誰かの頼りになり、そして、1番の目標を叶えていればそれでいい。と思えるようになりました。

決して、開き直っている訳ではありません。今の自分を肯定している訳ではありません。それなりの覚悟を持って来年以降サッカーに取り組むつもりでいます。

1番の目標にはまだまだ遠いことも分かっているし、並大抵の努力じゃ届かないことも知っています。

でも今の自分には自分よりも上手い人から見て学び、感じて学ぶことが出来るという立場が与えられています。その立場を生かすも殺すも自分次第。より自分と向き合う1年にしていきたいと思います。

 

長くなりましたが、読んで頂きありがとうございました。

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