選手 Player

部員ブログ

2023.12.15
金子力丸
サッカーは楽しい!!

こんにちは!

本日ブログを担当させていただく四年生金子力丸です。

これが専修大学体育会サッカー部で書かせて頂く最後のブログとなります。文章力はないので読みづらいとは思いますが、読んでくださると嬉しいです。

よろしくお願いします。

 

 

何から話そうか迷ってしまうので、思った順に書いていこうと思います。

4年間サッカー楽しかった!!

今までのサッカー人生の中で一番うまくいかない事も多かったけれどもたくさんの刺激と学びに溢れていた4年間でした。

 

 

まず、1年生から、、ほぼ試合に出た記憶がありません!笑

一番下のカテゴリーに所属していましたが、止める蹴る、判断という一番の基本のレベルが低くアイリーグはおろか練習試合もそんなに出た記憶がありません。紅白戦をやっていても良い形でドリブルできる時以外は、ボールを失ってばかりでチームに迷惑をかけていました。

これで一番下のカテゴリーなのかと思うくらい同期も先輩もみんな上手くていつも誰かにパストラップを教えてもらっていました。でもちょっとずつできるようになっていくプレーが嬉しくて細々とやりがいを持って取り組めていたと感じます。

 

 

同期のメンバーがどんどんAやA2に昇格していく中、2年生は社会人リーグのメンバーとして後輩と一緒に取り組んでいました。社会人チームのまとめ役みたいなことをやらせてもらっていたこともあり、少しずつ試合にも出れるようになってきて試合の記憶があるのはこの辺からです。

後輩に檄を飛ばされながらも少しずつ自身の形であったり特徴というのを作る事ができた1年間だったと感じます。しかし、同期は新人戦で全国優勝をしており、そこに全く絡む事ができなかったのは悔しかったし、悔しいのに仕方ないと逃げていた自分もどこかいて情けなかったです。

 

 

ここまでカテゴリーに指導者がいない中活動してきたのですが、3年目のシーズンが始まるとJリーグでも監督を務めてた西ケ谷さんが見てくれることになりました!

常に下手と言われていた記憶ばかりですが、判断やポジショニング、止める蹴るの基準の提示など4ヶ月間たくさんのサッカーを教えてくれました。何より、いつの間にかやっているつもりになっていた自分達の甘さを指摘し、上を目指すためのモチベーションを常に作ってくれていました。本来であれば自分で気づき自分で作り続けないといけないものですが、西ケ谷さんのおかげでスイッチを入れ直す事ができたと感じており大事な時間でした。

そこからは、入れ替え戦で自分のプレーができA2に上がる事ができました。登録の関係で公式戦には何も出れませんでしたが、日々の毎日の練習に気づきと課題がたくさん転がっており毎日少しずつ成長する事ができたと感じます。

やっとパス・トラップ、判断が最低限できるようになってきて自分の得意であったドリブルにも向き合えるようになり、自身の勝負できる形というのを作る事ができるようになったシーズンでした。

 

 

3年目の最後あたりから増田さんや源さんにプレーを見てもらう機会も増え何度かAチームの練習に混ぜてもらう機会も得る事ができました。そして、最後のシーズンのスタートでAチームに入れてもらう事ができました。

Aチームに入ってからは今までとは全く違う強度の練習についていくことが精一杯で、技術や判断だけでなく体力やスプリント力など全てを見直すところからの始まりでした。どう考えても基準に達していないことの方が多く練習中も味方に迷惑をかける時間の方が断然に多かったです。しかし、自分の良いところを評価してくれやっと手にする事ができたチャンスを逃さないように!という気持ち一つでシーズン前の時間を取り組むことができました。

シーズンが始まってからは、関東リーグに出ることができとても嬉しかったです。しかし、結果としては何も残すことはできませんでした。もちろんチームが勝つことが何よりの目的であり、その中で自分ができることを毎日模索しながらプレーをしていましたが、出ることも一つの目標になってしまっていた甘さが結果に繋がらなかったのだと今は感じます。

だからこそ、すぐに結果につながるプレーを一番に意識を変えて取り組み始めました。自分の武器であるドリブルにこだわりすぎるのではなく、結果的にどうだったかという視点を持って試行錯誤しながら今度こそチームに結果で貢献しようと思い練習に取り組みました。

 

 

そんな中、7月5日の練習中にアキレス腱を切ってしまう大怪我をしてしまいました。なんてことない動作でした。

その時もちょうど自分が苦手としていたボールの受け方で他の選手にアドバイスを貰いながらいろいろな形を試していたのを覚えています。2回くらい良い動き出しができ、「お、これいい!試合でできたら絶対前向いて勝負できる!」とか思っていた矢先、後輩のフェイントに(笑)反射的にボールを受けに走り出すと左足に駐車場の車止めのコンクリートが空から降ってきたんじゃないかってくらい訳のわからない衝撃を感じました。

守備の選手に踏まれたのかな、何か地面のものを踏んで挫いたのかなとかゆっくり思考を巡らせながら、反射的に後ろを振り返った時に誰も何もなかったので、ダメだと察しました。

不思議なことに本当にゆっくりでした笑。勿論動けなくて倒れてしまって周りの選手もスタッフも寄って来てくれて担架で運んでくれて、色んな情報が多く勿論足も痛いはずなんですが、痛みなどは感じず、一番最初に「なぜ、」「試合は、、」この二つしか出てこなかったです。

体に前兆はなく、むしろ「今週体も軽くてキレもあって週末絶対スタメン狙うぞ!」と意気込んでいたくらいだったのと、自分で言うべき事ではないのですが毎日早起きもしてたし、勉強だってちゃんと向き合ってたし、食べ物も意識して、トイレ行ったら毎回靴を揃えてみたり、ゴミも拾ってみたり、神様を信じていたわけではないですが、神様がいつどっかで見てても大丈夫なように試合のためにできる事をやっていたつもりだったので、ただひたすら「なぜ、」だけが頭を回っていました。

まぁ、今思えばどこかで見返りがあるんじゃないかという雑念も少しは抱きながら取り組んでいたところがばれていたのでしょう。大谷選手や長谷部選手は、きっとそれが素で自然とできるからこその選手なのだと思います。そんな浅はかはとっくに見破られていてばちを当てられたのだと思います。

あとは柔軟性ですね。体とちゃんと会話をして大切にすることができていなかったのだと思います。身から出た錆です。ごめんなさい。

これからはそれらをちゃんと反省して大切なことをコツコツと習慣化し続けていきたいと思います。

 

 

増田さんも源さんもすぐに手術できるように手配もしてくださり、ありがたいことに二日後には手術をすることができました。ありがとうございました。

しかし、現実的には引退時期までに5ヶ月を切っており、大学でもう一度試合に出るのは難しいのが現実でした。

口では、「最後まで間に合わせる」と言っていたのですが、どこかでもう無理だと思ってしまっていたのも事実です。

これも自分の良いところでもあるとは思っているのですが、直さないといけないところで、並べられた事実から客観的に理解したふりをしてしまう節があります。

そんなの関係ないやってやるんだという気持ちだけで100%を埋めることはできなかったです。

それからはどのみち1ヶ月くらいは自宅安静で動けなかったため、練習を休まさせてもらい、失った4年間分の睡眠を取り返していました。ついでに寝てただけなのに肺にも穴が空き病院でも一週間寝ました。

 

 

そんな中でもみんなは毎週末の試合の勝利に向けて火曜のきついフィジカルから頑張ってるんだなと思うと、最後の5ヶ月そこに少しでも携わりたいと心の底から思いました。

先生から許可が出てからすぐグラウンドに向かうとみんなに装具の長靴をいじられながらも、いつもと同じように迎えてくれて嬉しかったです。

やっぱりグラウンドに行くとパワーが出るしパワーを貰えます。特に何もしてないけれどグラウンドに行って練習を見て、審判をして文句を言われ、階段できつそうにしてるのを楽なところから見て、試合についていって楽しい試合を見て、本当に楽しかった。

だからこそ昇格戦は本当に悔しかったし、普段から本気でプロとか上を目指し続けている後輩のためにも勝って終わりたかったと思いました。

最後の四送会ミニゲームは、誰よりもコンディションをそこに合わせていたので一緒にサッカーできて最後までとっても楽しかったです。

 

 

 

ここまで4年間を振り返りながらその時に感じていたことを書いて来ましたが、このサッカー部でたくさんサッカーを学び、選手としても人としても自分の良いところ、直すべきところ、強いところ、弱いところに目を向け成長し続けることができたと感じます。

そして、サッカーをプレーすることは大好きなのでこれからもサッカーは絶対します!が、ひとまずここでサッカーに対し一つの区切りの節目だと考えています。そのため、この場を借りて、今まで携わってくれた方への感謝とサッカーの大好きなところを述べさせていただきたいと思います。

長くてごめんなさい!最後なので許してください。

 

父・母

・ずっとありがとうございました。どこで試合しても下道で必ず応援に来てくれて少しでも俺のプレーに活きればとビデオ撮ってくれてありがとう。稲荷寿司、うどん、焼きそば、大学では朝早くから必ずおにぎりを作ってくれて、ありがとう。これからも、らしく考えながら頑張ります。大学は一区切りだけど、まだまだずっとよろしくです。

 

陽向

・応援し続けてくれてありがとう。俺と違って、状況に関係なくやればできる。やってやる。自分ならできる。の強い精神で走り続ける姿は本当にかっこいいと思います。これからは応援行きます!がんばれ!

 

YTC.FC

・ここまでサッカーを続けられたのは、間違いなく人として大切なこと、サッカーは自分も見ている人もみんな楽しませるものだと、たくさん教えて貰えたことで、しっかりと大きな地盤を作ることができたからです。ありがとうございました。

 

esporte藤沢

・全国で一番ボールを触っているチームに入れてよかったです。継続する大切さと量が自信になり、武器になることを学ぶことができました。面白さや柔らかさを自分は身につけることができなかったのが反省です。でもここが自分のスタイルの原点です!ありがとうございました。シザースはここで磨けたと感じてます!

 

聖和学園

・朝から晩までずっとサッカーだけを考えてボールを触れた環境、個性あふれるメンバーでやってても見ててもワクワクするサッカーを自分たちでたくさん考えながらやらせてくれた環境、自分の武器を見つけ磨くことができたこと全てに感謝しています。多くの人との繋がりを実感することができ、人のためにサッカーを頑張ろうと思えるようになれた大切な場所です。感謝で溢れています。

 

源平さん、増田さん、西ヶ谷さん、東さん

・サッカーを今までとは違う視点からたくさん学ぶことができました。覚えが悪く成長のスピードは遅かったと思いますが、毎日が本当に学びばかりで成長できました。また、自分の良いところにもちゃんと目を向けてくれてそこを伸ばすように言ってくれたこと、とっても嬉しかったです。なかなか結果に貢献できずすみません。これからも頑張ります。ありがとうございました。

 

後輩のみんな

・全カテゴリーでサッカーをやってきた分、翼の次くらいにたくさんの後輩と話すことができたと勝手に思っています。基本的に年上と思われてはいませんが、、ドリブル以外のできないことが多い要素のことをたくさん檄を飛ばされながら指摘して、教えて貰って、みんなから学んだことは本当に多かったです。あと、ドリブルを教えて欲しいと言ってくれる人もいて嬉しかった。何か伝えることはできなかったかもしれないけどこれからも応援してます!

管理棟も楽しかったぞー!あと、一対一負けたやつは守備を練習しておいてください。

 

マネージャーのみんな

・いつもありがとうございました!4年間みんながサッカーできたのは色々なところで動いてくれていたおかげです。感謝しています。

 

四年生のみんな

・審判とか補助学とかでうるさくて嫌だった奴もいるかもしれないけど、笑。みんなとサッカーできて本当にとても嬉しかったです。社会人で自分たちで頑張った時も、自主練の時間でミニゲームをした時も、リフティングで遊んだ時も、一対一で勝負した時も全部が想い出です。遊びのノリが悪いのは申し訳なかったが、当日以外に呼んでくれればもう少し行けたと思っています、、。トップの四年生とは最後の一年くらいしか怖くて?ほとんど話せていなかったけれども、笑。トップに入ってからいろいろ話せて、練習でも試合でも「ここ見とけ」とか「こうしたら?」とか「勝負行っちゃえ!」とかみんなから掛けられた一つ一つの声に、学べたし、自信ももらったし、助けられました。楽しくやりがいを持って取り組めたのはみんなのおかげです。ありがとう!

全員これからもよろしくです!

 

自分で選んできた道、全部がしっかりと今の自分を築いてくれていると改めて感じます。この道だったからこそドリブルを磨き、素敵な仲間とサッカーを楽しくできたのだと感じます。もっと上のステージでできなかったのは、それらを活かしきれなかった自分の弱さであると感じています。もう一度選べたとしても同じチームを選びます。ありがとうございました。

 

 

本当の最後に!笑

長くてごめんなさい

サッカーやってて楽しかった、好きだったところをちょっとだけ書かせてください。

ここは自己満なので、見なくても大丈夫です!笑

こんなこと言ったらだいぶ変なのもわかってますが、自分は、自分のプレーを見るのが一番好きです。もちろん、ネイマールとかロナウド、ロビーニョ、、、そう言う人たちの動画からたくさんワクワクするサッカーを学びました。

ただ、自分のプレーも好きなんです。上手いとかすごいとか全くそういうのじゃないですが、自分のプレーを見て自分のその時の高揚していたイメージと擦り合わせて修正してを繰り返すのが楽しいのです。

自分の良かった時のドリブルを見るのが一番感覚とキレが冴えます。そんなこと言っているからもっと上にいけなかったのかもしれませんね笑。

 

サッカーをやっている時も左サイドでみんなが繋げて広げてくれた「ボールが出てくる!」と感じて待ってる時、「来た来た」とテンションが上がってきて、受ける前には、仕掛けるつもりでいてファーストタッチで綺麗に前向けた時自分の形に入り、目の前に縦に運べるスペースが見えた瞬間にぶわぁと力が漲り、ギアを上げて少しでも早く相手の陣地に運び、勝負に入り、実際は違うかもしれないけど勝手にみんなに「勝負!」と思われていると感じているあの感覚と空間に一番アドレナリンが出て「よっしゃやってやる」と言う気持ちになれる。

そのままサイドバックにこっちの間合いとスピードで入り込んで、縦にでも中にもスピードを落とさず置き去りにできると感じた時、自分の思い通りの角度とタッチで抜けた時が一番自分のプレーをやっていて好きな時です。

ドラッグシザースで縦か、ダブルシザースで中か、それしか自信のある武器はないけれども自分の形に入れた時抜ける自信をちゃんと持って勝負できる。だからこそイメージでは完璧に抜けると思ってた時に取られる時が一番悔しい。ただそう言った時は大抵自分のイメージと体の動き間合いが合っていない時でビデオで確認したり、みんなと一対一で遊んで確認してみると気づけて修正できる。それがとても楽しかった。

 

だから結果が残せなかったり上にいけなかったりダメだったところもあると思います。もちろんクロスが綺麗に上がった時(ほとんどなかったが)とかダイレクトでワンツーで剥がせた時、味方を追い越すフリーラン、シュートを決めることができた時(これもほとんどなかったが)、守備で貢献できた時、どれも嬉しかったし絶対にそっちの方が必要であることは大学サッカー通じてわかってきたつもりです。

ただ、!どうしても楽しいという観点だけで見ると自分の中での一番はドリブルでの勝負でした!ってことでただの自己満ですみません。書きたくなったので書きました!

早く怪我を治してまた楽しくサッカーできるよう頑張ります!みんな誘ってください!どこでもサッカーしに行きます!

 

関係ない話までして長くなってしまいましたが、ここまで見てくれた方がいたとしたらありがとうございました!

これを大学最後のブログとさせていただきます。

応援ありがとうございました。

これからも頑張ります。

 

引き続き専修大学の応援をよろしくお願いいたします!

ありがとうございました。

PAGE TOP