晴天の4月12日、夢の島競技場にて今季2部より初昇格した東京国際大学との初対戦。

前半開始早々から、完全にブロックを敷いてペタ引きリトリート固める東国大に対し、後ろから中盤へ繋ぎサイドからチャンスを狙う専大。
3分には仲川の右CKにニアで前澤が合わせるもゴール左に外れる。
13分にはエリア外から前澤がロングシュートを放つも相手GKの好セーブに阻まれる。
専大は圧倒的なボール支配で試合を優位に進め、チャンスを次々に作り出し相手ゴール前へ迫るも東国大の堅い守備に阻まれゴールを割ることが出来ない。
前半中盤を過ぎた辺りから東国大の引いた守りに攻めあぐねる時間帯が増え、バックパスや横パスで繋げてチャンスを伺うがなかなかチャンスを作り出すことが出来ない。
サイドチェンジを繰り返し、相手を左右に揺さぶるものの前線になかなかボールが収まらなくなり、リズムが崩れ始める。
膠着状態のまま、0-0で前半終了。

なんとか流れを変えたい専大、前半に引き続き相手陣内でのワンサイドゲームの時間帯が続く。
しかし、東国大のブロックをなかなか崩すことが出来ずにチャンスをゴールに結び付けることが出来ない。
56分、前澤がもらったエリア内のFKを仲川が蹴るがボールはバーの上へ。
65分、星野の浮き球のスルーパスに反応した仲川が飛び出したGKをかわしてゴールを狙うも、わずかに合わずにゴールを決めきることが出来ない。
その後も相手ゴール前での混戦から山川が押し込もうとするが、相手DFの体を張った守備に阻まれる。
足の止まってきた相手に対し、サイドからの崩しで何度もシュートを放つが最後がなかなか合わずに苦戦、得点には繋がらない。
78分にはスルーパスに抜け出され、専大守備陣が足を取られて滑ったところをバー直撃のシュートを打たれて危ない場面も、跳ね返った所を
守備陣が体制を立て直しクリア、失点を免れる。
東国大の堅い守備に苦しんだが、83分、星野、北爪と繋ぎ、北爪の折り返しのグラウンダーのパスに前澤が合わせ待望の先制点を挙げる。
5分後の88分、途中出場のルーキー深澤が北出のパスからドリブルしてエリア外から左足で豪快なミドルシュートをゴール右上へ突き刺し、追加点を奪う。
ブロックを敷いた堅い守備に攻めあぐねた90分だったが、終了間際の15分に2得点を叩きだし勝ち点3を掴み取ることが出来ました。

試合開始15分頃まではテンポよく専大らしいパス回しで試合を進めたものの、完全に引いて守る相手に対して攻め手を欠き単調な攻めに終始し、自分達のリズムをパスミスなどから崩してしまい、不要ばパスから相手にチャンスを与えてしまうなど、連携の部分でまだまだ改善すべき点もありました。
やりにくい中でも最後にこじ開けて決めきることは長いリーグ戦を戦っていく上でのチームとして大事な一勝となりました。
新チームが始動してから一戦一戦を戦い続けていくことで、さらに連携を深め専大らしい試合展開で勝ち点を積み上げられるよう頑張って参ります。

本日はたくさんの皆様に会場へ足を運んでいただき、熱いご声援をありがとうございました。

次節は4月16日(水）17:50KO BMW平塚スタジアムにて桐蔭横浜大学を対戦いたします。
中3日での平日ナイター開催となりますが、たくさんのご声援お待ちしております。

ギャラリーＵＰ致しました。戦評は追って掲載いたします。
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