GW3連戦の最終節、現在無敗で第7節を迎えた順大との上位対決。 エース仲川は引き続きケガによりメンバー外。冷たい風が吹く中、試合開始。
前半開始から細かいパス回しでサイドから順大の堅牢な守備を崩しにかかる専大。 固い守備からロングボール、の順大の攻撃に対し、専大守備陣も体を張って攻撃の芽を摘んでいく。 速いパス回しから順大ゴール前に迫るものの人数をかけた守備を前にシュートを決めることが出来ない。 圧倒的にボールを支配しながらも決め手にかけ、膠着した時間帯が続く。試合を優位に進めながらもチャンスを決めきれずに前半終了。
後半開始からラインをあげて前からプレッシャーをかける。 しかし、競り合いからCKを与えてしまい、そのこぼれ球を中央でダイレクトに打たれるが山川が頭で防ぐ。 攻守の切替が速い展開が続く。 58分、右サイドで星野、北爪が絡み、北爪が柔らかいクロスを上げ、それがゴール前で張っていた北出の前へ。 そこへ華麗なトラップから右足を振り抜き待望の先制点を上げる。 攻撃のペースを上げた専大だったが、次第にリズムが狂い始める。 パスミスからボールを奪われる場面も増え、ロングボールから裏を取られる場面にCB河津・萩間が体を張って対応。危ない場面を凌ぐ。 専大は交代で入った廣瀬が左サイドから仕掛け、崩しにかかり、クロスのこぼれ球を次々に繋いでシュートの波状攻撃で順大ゴールへ迫るが 順大の堅い守備に阻まれ、タイミングも合わずに追加点を奪えない。 両チームとも疲れから次第に動きに遅れが出るようになりプレスがかけられずに簡単にスルーパスが通されてしまう。 ATは4分、このまま全員守備で逃げ切りたい専大だったが92分、不用意なパスミスからサイドを崩され中央のフリーの選手を止められずに同点を許してしまう。 なんとか、このままドローに持ちこみたい専大にまたしても同じパスミスから相手フリーの選手へボールが渡ってしまい、前に飛び出したGK福島がボールに触るも無情にもそのままゴールへ吸い込まれてしまう。 残り1分で何とかあと1点を奪おうと全員前掛かりになるが、ゴールを奪うことが出来ずにそのまま1-2で試合終了。 今季初黒星となってしまいました。
前半から後半途中までは圧倒的にボールを支配し、優位に試合を進めながらも後半途中からリズムが噛み合わずに不用意なパスミスが増え、ロスタイムの4分間にまさかの2失点と衝撃の結末となってしまいました。 次節も中4日での戦いとなりまだまだ苦しい日程が続きますが、今節の反省点を踏まえて次節には気持ちを切り替え、チーム一丸となって戦って参ります。
次節は5月10日(土)13:50KO 味の素フィールド西が丘にて国士舘大学と対戦いたします。 たくさんのご声援よろしくお願いいたします。