5月10日初夏を思わせる暑い天候,前期リーグも早くも第8節。

前節で痛恨の逆転負けから気持ちを一新し、フレッシュなメンバーで今節・国士舘大学戦に望む。 今節も中大戦で負傷した仲川はベンチ外、新しく名を連ねた選手の活躍に期待がかかる一戦となる。

今節も強風の中でのキックオフ。 開始早々からお互いに早いプレスで攻撃の隙を与えない。 中盤での激しい競り合いが続き、なかなかボールが収まらない。国士大も攻守の切替が早く風上側からロングボールを入れ裏を狙う。 専大はなかなか連携が噛み合わずに、パスが繋がらずに流れからゴール前に攻め上がる事とが出来ない。

国士大ペースで試合が進むなか防戦に時間を割かれる時間帯が続くが、ゴール前の混戦にも河津・萩間の両CBが国士大の攻撃を体を張って跳ね返し決定機を作らせない。 30分を過ぎても不安的な専大はチャンスらしいチャンスも作れずに膠着した試合展開が続く。

34分、膠着した状態をこじ開けたのは専大だった。 獲得したCKを北出がゴール前のいい位置へあげると後ろから上がってきた河津がGK前に入り、打点の高いヘディングを叩き込み、先制点を決める。 1点追う国士大はセカンドボールを拾って早い切替で攻め上がるが、専大は全員守備意識を高く持ちエリア前で攻撃をシャットアウトする。 そのまま1-0で前半終了。

後半、清水に替えて三沢がIN。 新しいメンバーで前半はうまく繋がらなかったパスも次第につながり始め、国士大ゴール前へ攻め上がるがなかなか最後まで形にならない。

強風でサイドチェンジのボールも流れてしまう中、ボールをロストしてしまうことも多く、いい形でチャンスを作ることが出来ない。 前半に続き、中盤で激しいぶつかり合いに倒し、倒される場面が多くなる。その中で左サイドからドリブル突破を許しシュートを打たれ危ない場面をつくってしまうが守備陣が体を張ってクリア、ゴールを許さない。 専大も再びパスが回りはじめ中央の北出の縦パスから前澤に入り、ターンしてシュートを放つが相手DFに当たり追加点ならず、続く69分にも相手を抜き去った北出に決定機、しかし相手GKに弾かれてしまう。

残り10分となりボールを奪ってすぐに攻め上がる国士大に、守備を隙を突かれシュートの波状攻撃を受けるが危ない場面に走り込んだ萩間がライン上でスーパークリア、国士大のチャンスを全て潰していく。

残り3分となった87分、北爪が右サイドを駆け上がり深い位置からえぐってクロス、流れてきたボールをファーで東が右足でゴール右へ叩き込み追加点を決める。 残り3分も気を緩めることなく全員守備でゴールを守りきり、2-0で難しい試合も勝ち点3を掴みとった。

GW連戦に続き今節も中4日と、どのチームも疲労が蓄積するであろう中、寒かったり暑かったりと目まぐるしく変わる天候に体調をキープすることが難しいこの時期。

今季初出場、初スタメンのメンバーが多く出場した今節は、連携の部分も含め厳しい試合展開は予想していましたが、内容は悪いなりにも全員が守備意識も高く持ち、緊張感を持って最後まで戦い難しい試合でも勝利をもぎ取ることが出来たことはチームにとって大きなターニングポイントとなるかと思います。

今節もたくさんの皆様に会場にお越し頂き、熱いご声援ありがとうございました。

次節は5月17日(土)13:50KO たつのこフィールドにて筑波大学と対戦いたします。 遠い会場となりますが、たくさんのご声援お待ちしております！