5月24日夏のような暑い日差しの中、中断期間前の最後となる今節。 対するは大学リーグ屈指のタレント軍団を擁する明治大学。勝って来週から始まるアミノバイタルカップに繋げたい。
前半立ち上がりから積極的にサイドを使ってチャンスを作る。 開始4分には中央で受けた星野から右サイドを上がってきた北爪とサイドチャンジしクロスを上げるが明大DFがクリア、こぼれ球を星野が詰めてファーストシュートを放つが相手DFに当たり枠を捉えらず。 直後のロングボールのこぼれ球を星野から仲川と繋ぎ、北出、山川とショートパスを次々に回し明大ゴール前へ迫る。
明大の厳しいハイプレスの間を早いパスで回し、狭いエリアの中でもテンポよくボールを回すものの最後がなかなか決めきれない。
20分にはショートカウンターから星野、仲川と繋ぎ、右サイドへ展開していた北出と速いパス交換で中央を突破、上がってきた北爪へ浮かしたパスが相手DFに当たり、跳ね返りを北爪が叩くがゴール左へ。 30分を過ぎてセカンドボールの競り合いが激しくなり、転倒・ぶつかり合いと中盤でも激しい攻防が続き、試合は膠着した時間帯が続く。
中盤での潰しあいで両チームともシュートにつながるチャンスも少なくなり、そのまま試合終了。
後半開始早々、GK福島のパントキックが仲川へ渡り、オーバーラップしてきた北爪にパス、そのまま深い位置からグラウンダーの速いクロスを上げるが体を張って飛び込んできた明大DFに阻まれる。
前半よりも厳しいプレスと人数をかけた明大の守備に押され気味になるが、51分、北出のCKからニアで前澤が触ったボールが相手DFに当たりそのままゴールネットを揺らし、オウンゴールにより先制点を上げる。
勢いに乗りたい専大だったが、ビルトアップしてくる明大守備の対応に苦戦、中盤でボールを失うなどパスミスを増え、防戦に割く時間帯が増える。 中盤の中途半端な対応からの僅かなタイミングのずれが連鎖するかのように、前線にボールが入らずチャンスを作り出すことが出来ない。
65分、CKからファーサイドのフリーの選手にダイレクトにシュートを打たれて失点、試合は振出に戻ってしまう。 勢いにのった明大に押し込まれる時間帯が続くが、専大もGK福島と今節1枚前で守備していた河津を中心に集中して明大のチャンスを潰していく。 両チームとも中盤での激しいプレーが目立つようになり、なかなかお互いにエリア前までボールを運ぶことが出来ない。
AT92分、深い位置から途中出場の沓掛が相手DFを振り切って抜け出した仲川へロングボール、最大のチャンスを迎えたかに思えたが深い角度から放ったシュートはギリギリの位置でクロスバーに当たりゴールならず。 そのまま1-1のまま試合終了。
前半は得点こそ決めることが出来なかったがチームとしてはいいリズムで45分を乗り切ったので後半には早々には流れから得点、という感触であったが、後半に中盤から崩れてしまいいい状態をキープすることが出来ずに危ない場面に安易なパスミス、そこからCKを立て続けに与えてしまうなど、ことごとく相手の戦術にはまってしまい対応が遅れてしまったことなど反省すべき点が多々見受けれました。
来週から始まるアミノバイタルカップの連戦に向けて、再び気を引き締め直し、連携のより一層の向上を目指してチーム一丸となって戦って参ります。
本日も暑い中、たくさんのご声援ありがとうございました。
リーグ戦はアミノバイタルカップを挟んでの前期最終節は6月15日(日)13:50KO 味の素フィールド西が丘にて早稲田大学と対戦致します。
前期も後半に差し掛かると上位校との対戦が続き、厳しい試合が続いて参りましたが、11節は昨期も優勝争いをした早稲田大学との一戦です。 ワールドカップ開催と同時期ではありますが、引き続きたくさんのご声援をお待ちしております。
また、アミノバイタルカップの詳細は直前ではありますが、プレーオフの結果が出た後の28日頃に詳細が決定いたします。
開会式・第1戦は 5月31日(土) 御殿場時の栖グラウンドにて行われる予定です。詳細は決まり次第、HP上にてお知らせいたします。