こんにちは。1年の上村です。
前回自分の怪我について書いたのですが、今回はその治療について詳しく書きたいと思います。今、自分はグロインペインの治療の為に福岡にいます。武田スポーツ整形外科という病院で治療をし、境整形外科医院でリハビリを毎日行っています。どちらの病院にもサッカーや野球の有名選手のサインが壁一面に貼られてあり、そのサインには『感謝』や『ありがとう』といった言葉が院長宛に書いてありました。話を戻してまず治療について説明します。自分は中学生の時右大腿四頭筋(右足のもも前)を何回も肉離れしました。同じ筋肉を何度も肉離れした場合、筋肉の質が悪くなり機能が低下します。この肉離れをかばった動きをしているせいで股関節に負担がかかっている可能性があったので、まずこの肉離れをしっかり治すことにしました。その治療法はPRP血小板療法です。これは自分の腕から採血をし、それを遠心分離機にかけ血小板を取り出します。血小板は擦り傷をした後に透明な液体がでてきますよね?あれです。これを筋肉に注射することで肉離れで固まってしまった筋肉を治してくれるというわけです。注射は少し痛くその日は歩くのも結構きついですがだんだんと痛みは引いていきます。次にリハビリです。グロインペインは股関節周辺の筋肉の硬直が原因なのでそれらを強刺激マッサージで改善していきます。これがとても痛くてプロの選手でもうめき声をあげるそうです。マッサージの後は、ドローインといって股関節の付け根を固めるトレーニングや体がぶれて股関節に負担がこないよう体幹のトレーニング、そして1番大切なのがクロスモーションという運動です。これは上半身と下半身の連動性をつけるもので、簡単にいうと右足でボールを蹴った時、左手がしっかり触れているか、というものです。これらのトレーニングをすることで股関節に負担が来ない体の使い方をすることができます。今回のブログを読んで、肉離れやグロインペインで悩んでいる方が少しでも参考にしていただければ幸いです。
こちらがお世話になっている境整形外科医院です。