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2014.12.09
松井聖也
過去の作品から学ぶこと

こんにちは。

3年の松井聖也です。

今日は最近見た映画の中で最も感銘を受けたある作品を紹介したいと思います!

そのタイトルは「秋刀魚の味」です。この作品は1963年に小津安二郎監督によって製作されました。この作品では、戦後の日本において、どんどん入ってくる海外の新しいものや現代的な考えや文化に対する小津監督の不信感や戦争を経ての経済成長という時代転換が上手く描かれている内容となっています。また、その時代の家族関係、特に父と娘や人間関係も表現されています。

内容はさておき、作品を見て私は、私たちが当たり前のように暮らしている便利な世の中というのは、かつては想像もできないものであり、小津監督だけではなくその時代の多くの人が戸惑い、不審に思ったに違いないと思いました。もし、今の暮らしに急に違う文化が入ってきてシフトしろといわれて戸惑わない人はいないのではないでしょうか。普通の生活が急に違う生活変わってしまった時代を生きた人たちのことを考えたら、なんだか彼らの気持ちが少しわかったような気がしました。

戦後がテーマの作品ということで、最終的に今こうして私たちが豊かに暮らせているのは何のおかげであるか考えると、それは、日本が敗戦を経験したこと、それに伴う多くの犠牲のおかげであるということにいたりました。そしてこの豊かな時代をさらに豊かにしていくことが私たちの役目であると感じました。

60年代の映画を見る機会はなかなか無いでしょうから、これを機にぜひ見てみてはいかがでしょうか。

終わりに、今週から全日本大学サッカー選手権が始まります!お時間のある方は是非会場まで足を運び応援して頂けたらと思います。応援よろしくお願いします!

 

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