“ I can’t breathe ”
2020年5月25日、黒人男性のジョージ・フロイドさんは何度も叫びました。
最近、ニュース番組で多く取り上げられているアメリカでの出来事です。
白人警官が黒人男性の首を、約8分間も膝で抑え、亡くなってしまいました。
この事件をきっかけに、アメリカ全土で大規模なデモが起きています。
このデモのニュースを見て、私は疑問に思いました。
「なぜ、日本の報道番組は、暴徒化したデモを多く報道し、平和的なデモを行っている人たちを映さないのか」
暴徒化したデモ と 平和的なデモ、やっている事は全く違います。
略奪、破壊、砲火をしているのは、暴徒化したデモの方であって、平和的なデモでは、フロイドさんの名前を呼び、「正義なくして平和なし」のスローガンを叫びながら行進しています。どうか同じものだと考えないでください。
殺害された現場を訪れた弟のテレンス・フロイドさんは
「私は暴れるためにここへ来たのではない。ものを壊すために来たのではない。
地元をめちゃくちゃにするために来たのではない。
あなたたちは何をしているんだ?あなたたちは何をしているんだ?
何もしてないじゃないか。
暴力で兄が戻ってくるわけではない。兄はこんなこと望んでいない。
他の方法で訴えよう。声が届かないと思うのはやめよう。選挙に行こう。
あらゆる選挙で投票するんだ。
自分で調べて、自分で学ぶ。他人の意見に頼ってはダメだ。
私の兄は暴力を望んでいない。」
と平和的な抗議活動の必要性を訴えました。
現在、SNSでは #BlackOutTuesday と #BlackLivesMatter の2つのハッシュタグが多く見られます。
しかし、この2つは別の意味があり、使う際には #BlackOutTuesday を使ってください。
#BlackLivesMatter を使う事により、検索結果がただの黒い画像で埋め尽くされ、必要で大切な情報に到達しにくくなってしまいます。
#BlackOutTuesday
私たちにできることはなんだろうか。
“ 差別のない平和な世界を共につくりましょう ”
最後まで読んでいただきありがとうございました。