こんにちは。今回ブログを担当させていただく2年の清水綾馬です。10月11日で自分も20歳になりました。最近は人生100年時代とも言われているので20歳ということは、人生の5分の1が終わったということになります。いきなり重い話になってしまって申し訳ないですが、最後まで付き合ってくれると幸いです。
毎日自分は寝る前に、死んだらどうなってしまうんだろうと、考えてしまいます。医学的にも死を考えることによって、プラス思考になり良い効果をもたらすそうですが、考えるうちに怖くなって寝れなくなってしまうこともあります。それと同時に1日も振り返ります。どんなことがあったのか、どんな良いことがあったのか、明日は何をしよう。
そんなことではありません。
後悔しない1日を過ごしたか、100%を出せたのか、今日が人生最後の日だと思って過ごせたか。
そう思うのです。
このような考えが生まれたのは、中学校の中体連の県大会1回戦目の前日に祖母が亡くなってしまったことに遡ります。毎日そばで優しくしてくれた人がいきなり居なくなったショックは、今でも覚えています。涙が止まらず、何も考えれなくなりました。しかし、日が経つに連れて自分もいつかこういう日が来るから、後悔ないように生きようという考え方に変わりました。そこからは毎日寝る前に先程言ったようなことを考えます。しかし、現状は難しく、つい楽な方を選択してしまいそうな時があります。そんな時に自分がするのは、今までお世話になった人達の顔を思い浮かべることです。家族はもちろん、先生方や監督やコーチの顔を。
そうすることによって、自分を律することができるのです。
20歳になったので精神的にも大人にならなければなりません。それと同時に賢くならないといけません。明らかに自分の今の課題は数手先を読む力だったり、チーム全体をコントロールするところにあるのでそこを克服しなければ上にはいけません。自分のすべての課題は頭を使うことと言っても過言ではありません。自分の課題にイライラするのではなく、今までそういうことをサボってきてしまったので、素直に受け入れることが最善の近道です。高さんや研さんは、明らかに自分よりも経験も知識も何百倍も上なので、練習中言ってくれることを大事にしていきたいです。他者から、意見を聞いて自分自身を変えていく力が成長には必要です。このような力を私は「変える力」と父から教わりました。
そのほかに、最近自分のストロングポイントである1対1の強さが薄れてきているようにも感じます。他の課題に向き合う内につい自分の特徴がなくなってしまうことがあります。このように、自分の特徴が他からの影響によって折れないようにすることも大切です。これはいわゆる「変えない力」です。
このような「変える力」と「変えない力」を上手く使える選手が良い選手だと自分の父親に小さい時からずっと言われてきました。自分の考えやプライドを変えるには勇気がいるし、なおかつ変えないことにも勇気がいります。この2つの力を上手く扱える人が世界のトップクラスになれると思います。
自分がサボっている間に見えないところでライバルは常に成長しているので、時間を大切にこれからも見えない相手に負けないようにサッカーに取り組んでいきたいです。
最後まで読んでいただき有り難うございました。