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部員ブログ

2020.11.10
佐々木風舟
原因追求の方法

試合に負けた。

では、何故試合に負けたのだろうか。

ここでは、自分がFWの選手だとして考えてみる。

①試合に負けた

何故?↓

②ゴールを決める事が出来なかったから

何故?↓

③シュートを打てなかったから

何故?↓

④シュートチャンスが無かったから

何故?↓

⑤良い状態でボールを受ける事が出来なかったから

何故?↓

⑥味方とタイミングが合わなかったから

何故?↓

⑦意思疎通が取れていなかったから

何故?↓

⑧コミュニケーションが不足していたから

何故?↓

⑨普段からコミュニケーションを取ることに対する意識が足りなかったから

何故?↓

⑩分からない

これは先日、実際に源平さんと話した内容である。

Iリーグの初戦に2-5で負けた翌日、点が取れなかった僕はこのように何度も質問され、⑨の問いに対して答えを詰まらせてしまった。

すると源さんは「過去に、ボールが来なくても走ってるだけで褒められたりした事があるのでは無いか」と聞いてきた。

確かにそうだ。僕が自分のタイミングで好き勝手に裏に走っても、良いランニングだと褒められた事は何度かある。

しかも元日本代表の選手に褒められていたのだから、「自分はこれで良いのだ」と無意識のうちに勘違いしていたのかもしれない。

しかし、そこで止まってしまい、年齢が上がるにつれて考えをアップデートさせなかったのは完全に自分の責任である。

つまり、⑩の答えは、

「過去に、自分のタイミングで好き勝手にランニングしても褒められた経験があるから」

という事になる。

このように、何度も原因を深掘りする事によって深層原因にたどり着く事ができる。

深層原因を把握出来れば、無意識に身体に染み付いたプレーを考え直す事ができ、課題に対してアプローチする事ができると言うのである。

さまざまなプレーに対してこのようなアプローチを取る事で、より考えてプレーする事が出来るようになるのでは無いかと考える。

良い話をしてもらったので、今後のプレーに繋げていきたい。

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