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人が出会える確率です。
5歳の時、いつも通り朝食を食べ幼稚園のバスがくるバス停に向かうため家を出る。
当時大好きだった仮面ライダーの走り方を真似しながら勢いよく道に飛び出した瞬間、自転車に轢かれ足を骨折した。
いきなり何を書いてんの?この人って思った人もいるかもしれない。笑
しかし、この時自転車で自分を轢いてしまった人が、(道にいきなり飛び出した自分が完全に悪い)自分が小中学生の時にお世話になったチームに当時入っていた人だった。
聖和学園に入学したのもこのチームとの繋がりがあったからだし、聖和から大学の進路を選ぶ時も、指定校推薦で1番良い大学が専修大学だった。
この事故がなければ、おそらく今専修大学サッカー部でみんなと出会うことはなかったと思う。
ただ出会うだけではない。
人は生涯に約3万人と出会えると言われているが、サッカーという競技を通して自分の成長のため、チームの勝利のために切磋琢磨しあった仲間たちは本当に特別な存在。
もっと一緒にサッカーがしたい。別れたくない。
正直な想いです。
率直にこう思わせてくれる仲間には感謝しかありません。毎日が楽しくて、居心地が良い環境だった。
たくさんの人からいじられ、助けられ、励まされた自分は本当に幸せ者です。
みんな本当にありがとう。
今日のアイリーグを終えてこの仲間たちとサッカーできるのもあと1試合。
チームのために走り、体を張り、ゴールを奪いに行く。
みんなへの感謝の気持ちをプレーで表現したい。
普段全然気持ちを伝えられていない家族にも感謝したい。
半年に1回くらい、実家で暮らしていた時期に戻りたいと本気で思うことがある。
食卓に並ぶ温かい料理を家族で囲み、大好きなプレミアリーグを見ていたあの頃に戻りたいなと。
1人暮らしをするようになって親が自分に注いでくれた愛情に気付かされた。
友達にも良い親だと胸を張って言える。そんな親に恩返しがしたい。
おそらく親は、自分が健康で、毎日充実した日々が送れるならそれで良いよと言ってくれると思う。
けど何か目に見える形で恩返ししたい。それが自分の目標の1つにあります。
これまで大切に育ててくれて本当にありがとう。
常にレベルの高い環境でサッカーができたことをとても嬉しく思います。
この4年間を通して、たくさんの人に支えられていると改めて実感しました。
私自身、初めての経験も多く戸惑うこともありましたが、親、チームメイト、スタッフ、様々な人の支えがあったからこそどんな苦悩にも立ち向かうことができました。
ここで経験したことを活かし、奇跡的な出会いに感謝の気持ちを忘れずに頑張りたいと思います。