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部員ブログ

2021.02.08
郡司 侑弥
結婚式

こんにちは。

今回、ブログを担当させていただきます。新4年の郡司侑弥です。

今年は最高学年、そして、大学サッカーラストシーズンということでより一層、責任と自覚を持ちサッカーに捧げる1年にしたいと思います。

僕は男3人兄弟の末っ子で、尊敬し目標としている2人の兄がいます。その2人の兄のうち、長男の方が先日結婚式を挙げ、人生で初めての結婚式に参列してきました。コロナウイルスにより緊急事態宣言が発令されているということもあり、小規模での開催となってしまいましたが、兄のカッコいい姿を見ることができ、とても感動しました。

一番上の兄とは、歳が7つも離れており、私が小学生中学年の頃に、都内の大学へ進学するために上京してしまったため、実家で一緒に暮らしていた日々はあまり覚えておらず、思い出も少ないです。

しかし、私が専修大学に入学することになり、こっちに引っ越してくることになった際に兄が、一緒に住まないか。と提案してくれ、大学1年生の頃から去年まで、兄と一緒に生活することができました。

この兄と2人で過ごした2年間は、昔作ることができなかった思い出や記憶を新たに作っている様で、非常に楽しく、これまでの人生の中の思い出に残る濃い2年間でした。一緒に暮らすことで、これまで知らなかった兄の性格や癖、陰での努力など多くの新たな良い部分を発見することができ、改めてすごい人なんだと感じ、目標とすべき人だと思いました。

そんな兄が結婚式を挙げ、多くの人に祝福されている中、私は何故か、私たち家族に加えて、また新たな家族が兄にはある。そんなことを考え、兄がどこか遠くの存在になってしまう様に感じ、兄の結婚を祝福し喜んでいる反面、少し悲しい気持ちになったことを覚えています。

結婚式が終わり、部屋で帰る支度をしていると、兄から僕宛の手紙を貰いました。そこには、昔の思い出や兄の想いが綴られており、「俺の唯一の後悔はサッカーでプロに挑戦しなかったこと」、「兄2人が諦めてしまったプロの夢を侑弥に託す」という言葉がありました。この文字を読んだ瞬間、進路のことでの悩みが決心に変わり、僕の中での意思が固まりました。

“プロサッカー選手を目指す”

兄は、家族の期待が重荷になっていたら申し訳ない。と言っていたけれど、僕はそう思ったことは1度もなく、その期待が何よりも力強い後押しになっています。そんな、誰よりも応援し、期待してくれている家族のためにも、今年1年、死ぬ気でサッカーに打ち込み、個人としてもチームとしても最高の結果を届けられる様に、精一杯頑張ります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

去年の関東リーグでは、残念ながら関東2部に降格してしまいましたが、年間を通してチーム一丸となり、必ず1年での関東1部への復帰を果たしますので、引き続き専修大学体育会サッカー部の応援をよろしくお願い致します。

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