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部員ブログ

2021.03.20
齊藤 出
専修大学サッカー部Bチームの皆んなへ

今回、ブログを担当させて頂く3年の齊藤出です。

大学生活があっという間に半分を過ぎ、時間が経つ速さにびっくりしています。

今回は、専修大学サッカー部Bチームの現状について思っていることを素直に書きたいと思います。

まず、Bチームには指導者がいません。学生である自分達自身でやるしかない状況です。その中で、トップで活躍したい選手やA2に上がりたい選手、本気でサッカーを楽しみたいと思っている選手、特に何も考えてない選手など、様々な選手がいます。また、普段の練習では、何か理由をつけて来ない選手もいます。私はBチームで、練習メニューを考えたりしている立場でもあるので、そういう選手がいると悔しい気持ちになります。だってそのような選手は、Bチームの集団で練習する意味がないと思っているし、サッカーを素直に楽しめてないと思うからです。正直、指導者がいない状況でサッカーを前向きに取り組むことは難しいことだと思います。だって、誰にアピールすれば上のカテゴリーに行けるのか選手自身は分からないし、指導者に見て貰えない状況の中でモチベーションが落ちるのは当然のことだと思います。そんな中で皆んなが、前向きにサッカーを取り組めるようにメニューを組んだり、声かけをしたり、皆んなにサッカーが楽しいって思って貰えたり、グランドに行きたい!って思って貰えるような練習にしようと思い始めました。

私は、特にこの体制に不満がある訳ではありません。むしろ、今サッカーがとても楽しいです。当たり前のように毎日北グラでサッカーをやれていることに対して、本当に感謝しています。当たり前にサッカーをやれていることは、決して当たり前のことではないということを、東日本大震災や、コロナウイルス流行から、すごく学ばせて頂きました。また、総監督もBチームのことを気にかけてくれているし、練習試合も入れてくれます。また、入れ替えも去年よりも活発に行ってくれていて、Bチームの選手のモチベーションを保とうとしてくれています。感謝しています。

大学サッカーは高校サッカーや中学サッカーと違って、全選手に手厚く指導して貰える環境ではないです。当たり前です、学生であり、大人ですから。その中で、トップで活躍できる選手は一握りであり、ほとんどの選手は試合に出れません。

そのような大学サッカーを2年間経験してきて、「自分」が大切なんだなと思いました。

他人に流されることなく、目標に向かって、ブレずにやっていくこと。「自分」を持っていなければ、他人に流されたり、環境のせいにしてブレてしまうと思います。また、環境は変えることはできないが、「自分」は変えることができます。何かうまくいかないことがあったら、まず、ベクトルを「自分」に向け、その中で、「自分」は何ができるのか考え、行動することが大切なことだと思いました。

話が多少それましたが、先程も言ったように指導者がいない中で自分達自身でやっていくこと、これは、選手目線から見ると難しいことです。しかし、環境は変えることはできないので、その中で「自分」が変わるしかないと思います。環境のせいにしてただ文句を言っているだけの選手は終わりです。私は、このような環境だからこそ、成長できることも多いと思います。サッカーをやるのは選手自身であり、自分達で成長するために、自分達で考え主体的にサッカーに取り組む。やらされるサッカーよりも、自らやるサッカーの方が楽しいし、成長できると思います。

私は、専修大学サッカー部Bチームの1人ひとりが目標や目的を持ってサッカーに取り組んでほしいし、環境のせいにしないで、「自分」に、ベクトルを向け、普段の練習から楽しく前向きにプレーして貰いたいと思っています。Bチームがそんな集団になれば、専修大学サッカー部全体も良くなると思うので、やり続けたいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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