「今日の夜、国体の練習参加できる?」
この一言から始まった東京都成年男子の国体活動が8月20日をもって終了した。
国体と言えば少年男子が注目され、成年男子は自分自身も知らない存在であった。参加当時は、朝練習して夜も練習する正直きついとしか思っていなかった。しかし、活動が終わった今振り返ってみると、この国体活動では素晴らしい出会いと経験をすることができたと感じている。
東京都の成年男子の国体は、基本的に社会人チームでサッカーをしている人が多くいた。大学サッカーから社会人チームでプレーしている人、海外に行ってプレーをして現在社会人チームでプレーをしている人などさまざま経歴を持つ人がいた。社会人の人とプレーすることなんて今までなかった自分にとっては、とても新鮮だった。そしてなんといってもすごいのは、仕事とサッカーを両立していること。仕事が終わってから夜遅くまで練習をしてまた朝早くから仕事に向かう。こんなハードな生活をしている人がほとんどだった。
この国体活動を通じて社会人の人や素晴らしいスタッフの話をたくさん聞くことができた。その中で自分の中で強く思ったことがある。それは、社会人になってもサッカーにずっと関わりたいということだ。社会人になって何かに対して全力で取り組む機会はそう多くはない。国体の社会人チームでプレーする人たちを見て大人になっても本気で何かに取り組める姿はほんとにカッコいいと思った。
高校の時にも監督は、「サッカーに引退はない」と言っていた。この国体活動を通して、本当にその通りだと感じたし、プレーヤーとしてだけではなくどんな形であろうとサッカーを続けようと思った。
この国体活動で得ることができた経験や出会いは大学3年である自分にとって非常に貴重なものとなった。
またまだ続くサッカー人生全力で楽しんでいこう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
明日は、集団行動ができないマイペースな須賀涼斗です。お楽しみに。