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部員ブログ

2022.11.09
冨山聖悟
感謝

こんにちは。今回ブログを担当させていただく4年の冨山聖悟です。

最後のブログということで、これまでお世話になった方々や親しい友人たちに向けて書かせていただきました。長い文章となりましたが是非読んでいただけると幸いです。

 

 

引退して約2週間、これまで何度も苦しい事や辛い経験をしたのに、なぜここまでサッカーを続けることができたのかを考えてみました。理由はいろいろあったんですけど、一番は私がサッカーをやっていることに対して喜びを感じてくれたり、私の活躍を自分事のように喜んでくれる人が周りにいたからでした。それは、家族、チームメイト、友達、恩師の存在です。これまで両親などの家族に支えられ、他にも自分がゴールを決めたときに飛びついてきてくれたり、ベンチや応援席で盛り上がってくれる仲間がいたからこそ、ここまでサッカーを続けることができました。またこれまでたくさんの指導者の方々にお世話になり、特に高校時代の監督や当時のヘッドコーチ、スタッフの方々にはサッカーだけではなく、一人の人間としても成長させてもらいました。高校の3年間は何度も怒られ、たくさん考えさせられたけど、自分が成長するための貴重な経験となりました。これまで本当に多くの方々の存在があったからこそ16年間頑張ってこられました。

 

 

少し話は変わりますが、私にとって友達は欠かせない存在です。私は中学生になる時から進路を全てサッカーで決めてきました。ここまでサッカーを続けていなかったら、今いる最高の仲間とは出会えていませんでした。私には誇れる友達がたくさんいて、中学校、高校のサッカー部、高校のクラスメイト、大学のサッカー部と特に仲良くしている親友たちとは本当に出会えてよかったなと思います。みんな自分より頑張っていて、いつも相談にのってくれたり、ふざけて笑いあったり、時には喧嘩をすることもあるけどここまでずっと仲良くしてくれる大切な親友たちがいて、そんな親友たちがいなければ私はここまで頑張ることができませんでした。いつも馬鹿にしたりしているけど、本心はみんなの事を心から尊敬しています。尊敬しているからこそここまで仲良く過ごせています。もし他人から馬鹿にされたり、なにを言われようと親友たちへの思いは決して変わりません。私はこれからもずっと親友でいたいし、ここまでたくさん支えられてきたので、もしこれから彼らにつらいことや悲しいことがあったら全力で支えてやりたいなと思います。この事を本人たちの目の前では恥ずかしくて決して言えないのでここで書かせてもらいました(笑)

自分が取り組んでいることの大きさ問わず、目の前の事に一生懸命取り組める人間が一番カッコイイと思うし、自分に嘘をつかず、頑張っている自分を信じて行動することが一番人生を充実させることができると思います。これまでは真面目にやっている人が損をすることがあったかもしれないけど、これからは真面目に一生懸命頑張れる人が社会で活躍したり、自分自身や他人を幸せにできると思います。自分もそんな人間でありたいし、私の親友たちもそうであってほしいなと思います。

 

 

私の周りの人は知っていると思いますが、私は本当にサッカーが大好きです。プレーするのも好きだし、見るも好きで、サッカーの事を話すとつい止まらなくなってしまいます(笑)サッカーをやっている人の中でも特に好きな方だと自分でも思います。オタクみたいになっていますが、私はここまでサッカーを好きでいることを誇りに思います。自分が誇れるくらい好きなものがあるということは本当に大切なことだと思うし、例えどんなに馬鹿にされても、好きでいられるようなことがあれば幸せでいられるのではないかと思います。サッカーが自分を成長させてくれたし、これからも嫌いになることは死ぬまでないと思うのでこれからもずっと好きでいたいと思います。

 

 

振り返ってみるとここまで、私には本当にたくさんのお金がかかってきました。学費、部費、遠征費、ユニホーム代やスパイク代など他の人よりもはるかにお金が掛かったと思います。これから自分で働いてお金を稼いでいかなければならない中で、自分1人で稼ぐには想像できないほどの額です。それにもかかわらず、ここまで自由にサッカーなど様々な経験をさせてもらった両親にはとても感謝しています。それだけではなく、何度も送り迎えをしてもらったり、ご飯を作ってくれたりなど数え切れないほどのサポートをしてもらいました。両親の支えがあったからこそ、今の幸せな自分がいます。なので、これからはたくさん恩返しをしていきたいと思います。

 

 

これからについて、来年の4月から私は会社に就職して働き、第2の人生をスタートさせます。これから、たくさんの壁があると思うし、10年後に自分がどんな人生を送っているのかわからず、日本にいるのか海外にいるのかもわかりません。でも、いろんな経験をしたいし、就職したからといって縮こまらず、いろんな目標を持って、様々な経験をする自由な大人になっていきたいなと思います。新しい目標や自分の夢を達成させるために一生懸命頑張っていきます。

 

私には小さい頃からずっと持っている夢があります。小さい頃、ずっとプロサッカー選手になりたいという夢を口にしていましたが、もう一つ自分の中にずっと潜めている夢があります。まだ誰にも言った事がなくて、その夢が叶ったときに口にすると決めています。夢は口に出した方が良いと言う人もいますが、とりあえず今は叶うまで自分の心の中に潜めておきます(笑)これからはこの夢を叶えるために日々努力し、少しでも早く叶えて口にできるように頑張りたいと思います。またサッカー中心の生活は終わりましたが、これからもサッカーをどこかでやりたいなと思います。

 

 

そして、これからプロの世界でサッカーをしたり、社会人や海外で本気でサッカーを続ける同期たちを全力で応援したいと思います!また、私にはプロを目指して毎日切磋琢磨している仲の良い後輩がいます。彼らには先輩としてカッコイイ姿を見せられなかったことに申し訳なさと悔しい気持ちがあります。しかし、何度もご飯に連れていったので、その分プロサッカー選手になってピッチでプレーする姿を私に見してくれることで恩返しをしてくれると期待しています(笑)

 

 

最後にA4のみんなへ

4年間ありがとう!ここまで一緒に闘ってこられて本当に良かったです。思い返せば、いろんな事があって、時には迷惑をかけたこともあったけれど、みんなと一緒にやるサッカーが本当に楽しかったです。最後の2週間、自分は怪我をしてしまって、まともなプレーができずにチームに迷惑をかけていたことが本当に悔しくて、家に帰って泣いてしまうほどの不甲斐なさと申し訳ない気持ちでいっぱいでした。それにも関わらず、試合に出させてくれたことに本当に感謝しています。自分はまだ良い方で、プレーできないほどの怪我をしてしまって自分よりもはるかに悔しい思いをしている仲間がいて、それなのに練習や試合でサポートしてくれて本当に助けられたし、自分だったらあそこまでできなくてすごく学ばされました。みんな面白くて、いいやつで個性があって、サッカーも上手くて、自慢できるほどの最高の仲間です。これから、それぞれの道に進むけれど、みんなの活躍を願っています。4年間本当にありがとう。

 

 

 

ここまで自分の思いを書いてきました。長い文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。これからも自分の周りにいる仲間や新しく出会う人たちと良い関係を築き上げていきたいと思います。

 

16年間応援してくださった方々に心から感謝いたします。

 

そしてこれからも専修大学体育会サッカー部の応援をよろしくお願いします!

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