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部員ブログ

2023.11.16
阿部春海
存在感

 本日、ブログを担当させていただく、2年の阿部春海です。よろしくお願いします。

 今回、私がなぜこのタイトルにしたのか、理由は2つあります。1つ目は、Iリーグが終わり、4年生が抜けたことで、私たちがいかに影響されていたかを実感していること。2つ目は、もっと存在感を出して引っ張っていくという気持ちが芽生えてきたこと。この2つがこのタイトルになった理由です。そして、私が理想とする人間像について述べたいと思います。

 1年間を通して、引退していった4年生によって支えられていたことが、痛感しています。特に、練習と練習の合間の時間がとても感じます。前まで、練習メニューを組んでくれる先輩たちや、それに応じてテキパキ行動する先輩たち、そのための指示をくれる先輩たちがいたからこそ、短い練習時間の中で、スムーズに取り組めたと思いました。それは、きっと部活内だけでなく、社会に出てからも活躍できる人だと私は思います。だからこそ、4年生の存在感というものを改めて感じ、自分も誰かを引っ張れる人にならないといけないと思いました。

 私が思う存在感というのは、決して目立つという意味ではないです。もちろんサッカー中に存在感があるのはとても良い事であるし、それは素晴らしいことだと思います。しかし、ここでの存在感というのは、例えば、私たちをまとめていた遠藤太一君だと思います。なぜなら、練習や試合では必ず最後まで声を出し続け、仲間に指示を出すだけでなく、練習以外での立ち振る舞いが素晴らしかったからだと思います。その立ち振る舞いは、先程述べた通り、誰かを引っ張る能力を持っていることです。つまり、私は、サッカーだけでなく、臨機応変に行動し、常にアンテナを張って、状況に応じることができる人になっていくべきだと考えました。もしかしたら、それは存在感がないんじゃないかと思う人もいるでしょう。しかし、それは目立つと存在感があるという価値観の違いがあるからだと思います。

 この先、社会に出てからの方が長いことは誰もが分かっていることだと思いますが、大学やサッカー部という組織は小さな社会だと考え、人との関わり方やその瞬間の自分の行動や発言などさまざまな小さな経験が、社会にでて、自信を付けさせてくれると思います。だから、私の存在感はたった1人にしか影響を与えられなくても、誰かのために役に立ち、誰かを引っ張り、評価されなくても黙々とこなす人が、誰かの目に止まり、存在感を発揮するでしょう。私はそのような人間にならねばいけないと思うようになりました。

 拙い文章ですが、最後まで読んで頂きありがとうございます。

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