ありがとう松村厳所属部員ブログ｜専修大学体育会サッカー部公式WEBサイト

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2024.12.07

松村厳

ありがとう

専修大学体育会サッカー部主将松村厳です。

日頃より専修大学体育会サッカー部のご支援・ご声援ありがとうございます。

引退ブログの最後をしめさせていただきます。長々とした文章になってしまうと思いますが、最後まで読んでいただけると幸いです。

振り返ると4年間本当に色々なことがあった。

高校時代トップチームに昇格出来ず、大学サッカーに進むこととなり強豪大学のセレクション、練習に参加するも返事を待っている間に第五中足骨を疲労骨折、手術。

サッカーで進学すると決めていたためその当時、コーチに指定校での進学を勧められた時は、コーチの前で泣いてしまったことを鮮明に覚えている。

結局セレクションにも落ちてしまい、サッカーも出来ず、あの時は人生で1番ネガティブになっていたと思う。

そんななか本当にたまたま何とか専修大学の指定校を取ることができ、大学でもサッカーを素晴らしい環境で続けられることになった。

進路に携わって下さったユースのスタッフの方々、松商学園の金井先生には本当に感謝しています。

１年

絶対にプロになる。戻る。そう誓って入学した。

しかし、周りの先輩、同期はプレミアとか全国とかバリバリの人ばかりで本当についていくのがやっとだった。

入学当初の3時間練、あれは本当に地獄で憂鬱だった。

毎日周りのレベルの高さに驚き、こんな上手い人がBチームなの、こんな経歴ある人が出てないの、と何度思ったことか。この先ここでやっていけるのか不安しかなかった。

それでも練習を重ねるごとに出来ることが増え、その中で何をすべきか、何なら貢献できるのかそうやって毎日考え続け練習し続けた。

そんな中巡ってきた。

関東リーグ中央大学戦。

初スタメン。フル出場。

2-0勝利

最高だった。

ルキア君にお前のおかげだよって言われた時は、まじで嬉しかった。覚えてるか知らんけど。

あの試合は、チームに貢献することが出来た感覚があった。だからこそ、次の試合もやれると思っていた。

そして迎えたアミノバイタルカップ東京学芸戦。

前半43分

イエローカード2枚退場。

信じられなかった、人生で初めて退場した。

頭真っ白。控室的なところに連れてかれ1人で泣いた。

１年の試合に出れるようになったばっかりのやつが前半で退場して負けたって普通に考えたらまじでやばい。

それくらいとんでもないことをしてしまった。

試合が終わって寮に帰ったらある先輩から電話がかかってきて声をかけてもらってそれでまた明日から頑張ろうって思えた。

この経験があったから今の自分がいると強く言える。

その後ベンチ外になることもあったが、コロナの影響で連戦だったことや怪我人の関係で何度かスタートや途中出場させてもらった。

でも毎試合ほぼなんも出来ずに終わり、チームも県リーグ降格。

そして1.2年生の新人戦も自分が出た試合は負け、その後怪我をし離脱してからほぼ全勝。全国優勝。

本当に情けなかったし、みんなの活躍を見てられなかった。残りの3年間への不安と焦りを残しシーズンを終えた。

2年

新チームスタートし、今年はと思っていたがまさかのBチームスタート。

その連絡が来た時は映画を見に行っててラストの25分くらいのいっちゃん大事なとこほとんど覚えてない。

みんなから名前なくね？忘れてるんじゃね？

そんな言葉もその時は笑えなかった。

それでも落ちないで這い上がるそう思いやり続けた。

数週間でトップチームに上がることができ、多分1年間専修大学に所属している選手の中で県リーグ、アイリーグ、練習試合、合計でダントツで試合に出たと思う。

1週間に90分を3試合したこともあった。

朝練習してからアウェーの練習試合出場したこともあった。

土日月で3連戦をしたこともあった。

練習試合1日で120分くらい出たこともあった。

それなりに経験を積み、自信もついた。

しかし、ほぼ全ての試合でベンチ入りしていたが、大事な大一番で出番が回ってくるのは、残りの10分、5分、そんな立場が続いた。

最後の参入戦も昇格の可能性があった試合は、1試合もスタメンで出ることは出来なかった。

3部かよって思いながらシーズンを終えた。

3年

今年は絶対スタメンで1年間戦う、そう思っていた。

練習が始まり肉離れ。1ヶ月半ほど離脱した。

なんとか関東リーグ開幕には、ベンチ入りすることは出来たもののそこからベンチスタート、ベンチ外たまにスタメンそんな日々だった。そしてチームは全然勝てなかった。

3連敗で迎えた慶應大学戦。

久しぶりのスタメンで鬼気合入ってた。

2-1勝利

この試合からチームの信頼を得れた感覚がある。

そこからシーズンは進み、ほとんどの試合でスタメンで出場し、キャプテンマークを任される試合もあった。

6連勝もあったが、前半戦や後半ラストの失速が響き、プレーオフに回ることになった。

順天堂大学戦

2-2

レギュレーションにより、3部残留。

シーズンベストゲームだったと思う。

それくらい見事に前半を終え、後半も追いつかれた後、勝ち越すことが出来、素晴らしかったと思う。

個人のパフォーマンスも今考えると大学4年間で1番良いパフォーマンスだったんじゃないかなと思う。

しかし、相手の渾身の直接FKに沈んだ。

試合後は一生分くらい泣いた。

昇格出来なかったが、あの試合の空気、緊張感、最高だった。本当に楽しかったし、だからこそ勝ちたかった。

就活をするか悩んでいた自分は、やっぱりサッカーしかないと思えた。

覚悟を決めれた。

4年

チームの体制や指導者も変わり、本当に大変な1年だった。

サッカー人生で初めて主将になり、強い専修を取り戻す。そう強く思った。

個人的にはキャンプに参加し、オファーをいただき早い段階で進路を決めることができた。

とにかく全ての試合に勝ちたい。そう思って新シーズンがスタートした。

出だしも上々、所々つまずくがなんとか関東リーグ首位でアミノバイタルカップを迎えることが出来た。

1部駒澤大学とアミノバイタルカップで対戦した。

この試合は中学の同期と初めて大学の公式戦で対戦した。

まじで1年の頃から刺激受けまくって飯食い行きまくって地元でも会って絶対負けたくなかった。その当人(はやく進路決まって欲しい)は前半終了後接触プレーの影響で交代してしまったが、2-0で勝利することができ、大学での取り組みは間違ってなかったそう思えた試合でもあった。

しかし、その後神奈川大学、早稲田大学に連敗し、アミノバイタルカップを終えた。

どうしても総理大臣杯に出たかった。

プロサッカー選手になると言っていた同期が、学年が上がるにつれてそれを口にしなくなっていった。

練習が終わってサッカーの話をしたり、日常生活の話をする時間が気づけば、就活の話になっていた。

仕方のないことだけど、

その空間が凄く苦手だった。

だからこそ、みんなが注目を浴び、少しでもサッカーを続けてくれる人が増えて欲しい、自分より上手い人たちがサッカーを辞めないでほしい。そう思い闘ったが、届かなかった。

自分のためだけじゃなかったからこそ悔しかったし、自分の力が及ばなかったことに腹が立った。

アミノ明けは全然勝てなかった。チームのやり方、トレーニング内容、理解できないことが多かった。今思うともっと話したり、コミュニケーションをとってやれることはあったんじゃないかと思う。

そして気づけば、プレーオフすら怪しい状況なったけど、なんとか立て直し5連勝で今年もプレーオフに回った。

山梨学院大学戦

1-1

またもやレギュレーションにより3部残留。

本当に申し訳ない。その気持ちしか残らなかった。

またかよって思った。

後輩たちにも申し訳ないし、サッカー人生ラストだと意気込んでいた同期たちに申し訳なかった。

試合後、同期のみんなが泣いていて本当に涙が止まらなかった。

ここでも一生分くらい泣いた。どんだけ泣くんだよ。

自分のプレーにもチームのパフォーマンスにも納得いかない日々。

チームのやり方やトレーニングに納得いかない日々。

主将としてその状況を変えることが出来なかったのが全てで、それが現状自分の実力だったってことだと思う。

それでも、最後に笑って終えることができればチームとしても個人としても良い1年だったと思えるかなと思い、最後までやり切った。

もっとみんなとサッカーしたかった。

それだけが最後に残った。

そんなこんなで今です。

4年間を振り返りその時感じたことを書いてみました。

この場を借りて皆さんに感謝を伝えさせていただきます。今まで私の人生に携わってくださった、YASHIRO JFC、福井ノース、坂井フェニックス丸岡JY、松本山雅U18、専修大学サッカー部のスタッフの方々、学校の先生、大学のトレーナールームの方々、creative laboのスタッフの方々、地元の友人、高校の友人、など本当に皆さんの支えがなければ今の自分はいません。皆さんの耳に入る活躍が出来るようにこれからも頑張ります。本当にありがとうございました。

東監督

今シーズンは本当に大変だったと思います。ほぼ全ての時間をサッカー部に費やし、トップとA2のオフの日を分けグラウンドをやりくりしたり、どのカテゴリーの練習試合にも顔をだし、本当に僕たちのためにありがとうございました。それでも選手たち(特に僕)から色々言われ本当に大変だったと思います。でも、その熱量から僕はアズくんを勝たせたいと思ったし、この人がこれだけやってるんだからと自分を奮い立たせることが出来ました。何とかアズくんと勝ちたかったけど、僕たちの力不足でした。後輩たちを勝たせてあげて下さい。よろしくお願いします。4年間ありがとうございました。

先輩方

先輩方の背中やプレーを見て成長することが出来ました。下手くそな自分にキレながらも、色んなことを教えていただきました。そのおかげでなんとか今があると思っています。特にヒグとユキト君には感謝してもしきれません。ヒグには常に俺の前を走り続けて貰い、ここまで俺はついてくるだけでした。とにかくこれからの世界はそんなこと言ってられないと思います。追いつき追い越します。ユキト君とは入学当初から仲良くしていただいて、ユキト君が最終学年の時には同部屋で色んな話をしたし、色んな所に連れてってもらって本当に感謝しています。ユキト君とまた一緒にやれるように頑張ります。またご飯連れてって下さい。

生意気な後輩

まずは、今シーズン2部に上げれなくて本当に申し訳ない。試合に出れなかったり、トップに上がれなかったり、怪我をしていたり、本当にきつかったやつらもいると思う。とにかくやり続けてほしい。やり続ければ必ずチャンスが来る。それを掴むためにやり続けて下さい。「毎日努力すると人間はある日突然成長する」。俺がみんなのことをバケだって言うこといじってくるけど、それくらいバケなんだよお前らは。みんなで頑張れ。毎日頑張れ。特に仲本ガンバレ。俺も頑張ります。無責任になってしまうけど、強い専修大学を取り戻して下さい。

同期のみんな

ハヤタ

気持ち悪かったし、今も気持ち悪いけどお前のサッカーに対する姿勢だったり、取り組みは尊敬できる。マジではじめて見た時は衝撃を受けたし、長いなって思った。常に上を目指し続けたからこそ、今シーズンも先にプロに行けたと思う。これからよな。どっちが上いけるかマジで勝負。

エイト

オフはいらない、今日の筋トレどこ？って聞いたら全身と言っていたエイトさん。今年は特にお互い大変やったと思う。エイトと目合って練習中とか試合中とかニコニコする時あれ好きやったで。みんなでBJしようね。あとゴルフと韓国。買ったほうがいいやつ教えてね、すぐ電話するから。

バラカン

似てるって言われてたのは気に食わんけど、周りがよく見えてて我が強い俺たちの中でチームのことを考えて行動出来るええやつ。1年の頃公式戦に絡んでたからこそ怪我とかまじで悔しかったよな。それでもチームのこと考えてやってくれてありがとう。女遊びもホドホドニ。

リキ

灰色のモコモコ

ミナト

ミナトの涙にはまじでくらった。本当に熱いもの秘めてたんやな。大学サッカーの洗礼を食らったのはお前とのパスコンだった。まじでパススピードはやすきで止めれんくてびびった。これからどうなるか分からんけど頑張ろうな。ほんで軽井沢いこ。ほんでカネはらえ。　

タケロウ

あの事件は本当にごめんなさい。でもあれ多分バラカンなんよなー。いや反省してます。覚えてないけど、ごめんなさい。これからも右胸トレ頑張ってね。俺も試合前はモモ前にしっかり刺激入れてキレだしてくから。1年間同部屋、試合前の二人組ありがとう。

コウキ

なんか分からんけど、仲良くなっていつも遊び誘ってくれてありがとう。予定が合わないからって誘わなくなるのはやめてください、根気強く誘ってください。九州行く時は連絡するので案内して下さい。クリーンはしてください。遊び過ぎないようにね！

ワーノ

まじで君がいなかったら俺たちの大学生活は終わってた。ほんっとにマジでありがとう。けど君のせいで友達できなかったって捉えることもできる。裸で暴れすぎないでください。ちゃんと卒業出来るようにシュウサクと頑張ってね！！沢山こっちにくるよね。応援きてね。

ヒロカズ

2年のアイリーグ時代から実は1番一緒に試合出てた気がするよ。喜怒哀楽どの感情のときか分からん顔してる時も多いけど、自分のこともチームのことも客観視し続けて俺もヒロの意見は特に聞かせてもらってました。正直ヒロの涙でもらい泣きしてしまいました。恨んでます。また車でサファリパークにいこうね。

アキ

今年1年まじで悔しい思いをしてたと思う。アキが中々思うような結果を出せなくて本当に俺も悔しかった。なんとか自由にやらせてあげたかったし、その方がチームが勝つって思ってたからそうしてあげれなくて本当に申し訳ない。まだ一緒にサッカーできると思ってたけど、アキが決めた道なら仕方ない。アキの分まで頑張るよ。またインドカレーしようね。シェー。

スズハ

まじで4年間鬼大変やったと思う。多い部員とマネージャーをまとめてたボスは間違いなく君でした。その仕事っぷりは、まじで疲れ知らず、多分7.7も1位とれる。俺たちがサッカーに集中できたのはスズハのおかげです。本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。

ソナタ

今シーズン俺が主将ではあったけど、1番チームのために動いてくれたのはソナタでほぼ主将がやらなあかんであろう仕事もソナタに任せっきりでした。ソナタがいなかったら部が成り立っていなかったと思うし、ソナタがいたからこそ今の部があってこれからもどんどん良くなっていくと思う。本当にありがとう。

ヨネディー

入寮当初俺は揚げ物は食わんって言って気付けばもう食ってた米山。多分1番怪我に対してアレルギーがあってそれに対して時間とお金使ってきてて良い時のドウを知ってたから怪我で中々プレー出来なくて本当に俺も歯痒かった。ヨネディーのおかげで俺も意識変われたし、ドウにバケって言われるの嬉しかったよ。これから社会人になるのが1番心配だけど持ち前のイナズマメンタルでやったれ！ドウ！

イチマル

口癖はサッカーしん？のイチマル。こいつがやってんのに俺がやらんわけにはいかんやろって思ってどんだけやり続けてこれたか。イチマルといるとトラブルしかなかった。俺といる時になぜかトラブってそんでイチマルだけ大きな被害を受けていた。マジで笑わしてもらった。このままじゃプロなれんくね？って言って一緒にパーソナルジム行き始めたよな。公園でボール蹴って、坂道ダッシュして俺たちギリギリでここまできたと思う。イチマルの内定をイチマルとイチマルの家族の次に喜んだのは俺だよ。頑張りを近くで見てきたからこそお前ならやれると思っていたし、本当に嬉しかった。これからマジで勝負な、這い上がっていこう。

書ききれなかったけど、みんな本当に仲良くしてくれてありがとう。

世間一般ではたかが部活、たかがサッカーだけどそのサッカーに一生賭けて頑張ってきた皆んなのことを誇りに思う。そして、これから違うステージで走り続けるやつもいると思うけど、俺はこれからもサッカープレイヤーとして走り続けます。みんなの分までと大それたことは言えないけど、少しだけみんなの分もと思い頑張ります。大好きです。定期的に集まろう。本当にお疲れ様。4年間ありがとう。

福井でサッカー続けてるコウメイ、ノケ、アキ、あとぎりぎりヒロム。もうサッカーを辞めてしまったみんなも。みんなの頑張りで俺も頑張ろうって思えてたよ。ありがとう。シノとリュウゾウも積もる話もあるし、そろそろみんなで集合しよう。俺だけ入ってないグループがあるとかないとか。まじではぶらないでね。

ユースの同期も中々会えなくなってるやつもいるけど、最後にリーグ戦でタロウ、ジョー、ナオキと対戦できたことは本当に嬉しかったよ。ドエダはまぁいいや。アメリカにいたり、社長がいたり、これから仕事するやつもいてこれからみんな大変だと思うけど、まず集合しよう。

高校進学で親元を離れ、本当にお金と時間と心配のかかる息子だったと思う。

親父は、俺の可能性を1番信じ続けてくれたよね。小さい頃から軍手をはめてシュート練習に付き合ってくれたり、カメラやiPadで動画撮ってくれたり、バスケではこうだって言ってきたり、自分の可能性を信じ続けることが出来たのは親父のおかげだよありがとう。

母さんは、よく喧嘩をするし、車で東京まで来て俺に心配かけてくるし、進路の話になって公務員なれって言うし、、、けど、母さんのサポートでなんとかここまで来ることが出来たよ。丈夫な身体に産んでくれてありがとう。活躍してからっていつも言ってるよね。頑張るよ。沢山のサポートありがとう。

兄貴は本当に我慢することが多かったと思う。兄貴に負けないようにとにかくサッカー頑張ってくることが出来た。オフ期間は一緒にボール蹴ってくれたね。またファミリー公園でボール蹴ろう。サッカーをはじめてくれてありがとう。

ばあちゃんは、帰った時ほぼサッカーのことは聞いてこないけど、怪我するなってだけ言ってくれたよね。身体大事にね。俺も身体大事に頑張るよ。

じいちゃんは、本当に俺の原動力だよ。俺の活躍を1番に願い、1番応援してくれてありがとう。これから先もさらに頑張るよ。身体大事にね。これからも応援してね。

とにかくみんな長生きして下さい！

特にじいちゃんばぁちゃん良い歳なんだから無理しないように！！

ここまでサッカーを続けてこられたのは家族の支えがあったからだし、高校進学のあの時悩んでた俺に決断させてくれて、後押ししてくれて本当にありがとう。何度も、もし福井にいたらって話をしたよね。この先も決めた道を正解に出来るように頑張り続けます。これからも支えてもらうことになると思います。今まで本当にありがとう。これからもよろしく。